申し入れへの反応
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「全国フェミニスト議員連盟」の記事における「申し入れへの反応」の解説
壇蜜のPR動画に対する申し入れについて、村井嘉浩宮城県知事は2017年8月7日の定例記者会見で批判に疑問を呈した。しかし、同月21日の定例記者会見で26日のイベントを区切りに配信を終了する意向を表明した。村井知事は同月26日の関連イベントで「一部の方から厳しい批判があって、腫れ物を触るような扱いをされ、壇蜜さんにつかわせて申し訳ない。壇蜜さんも心の中では喜んでいたはず」「裸婦像を性的と見るか芸術としてみるか。(動画を)作品としてみれば評価する人もいた。何をやっても取りようがある。観光客がどれくらい来て継続されたのかというのが大事だ」、28日の定例会見で「一連の観光キャンペーンはうまくいった」「8割前後の方がいいんじゃないかという声もあった。サイレントマジョリティーからは支持された」と述べた一方、壇蜜は同月27日放送のテレビ番組『サンデージャポン』で「決してアクセス数の上にあぐらをかいてはいけない。賛否両論あったことは、県知事も私も制作に関わった方々も受け入れないといけない」「460万あったからいいじゃないか、集客数が伸びたからいいじゃないかと、(周りの人に)言われたからって、それをいいですよねって私たちが絶対主張してはいけない」と述べ、動画の内容についての問いに対し、「壇蜜というタレントを選んでもらっておかしいとか、それは思ってはいけないと思った」と答えた。 「まじめえひめプロジェクト」への申し入れに対し、中村時広は継続する意向を示し、議員連盟のメンバーで唯一問題視した県議に対して「プロの活動家として歩んでこられ、政治的な背景を持った団体との連携もかなり強い方」と述べている。 千葉県警が制作した交通安全啓発動画に対する抗議と動画削除、及び謝罪の申し入れに対し、千葉県警は9月10日までに動画を削除した。これに対し、動画に出演しているVTuberの戸定梨香をプロデュースした会社の代表はこの申し入れに対し、遺憾の意を示している。また、荻野稔大田区議会議員を代表とする市民グループが全国フェミニスト議員連盟宛抗議と公開質問状(以下「連盟への公開質問状」)を9月10日に送付した。 前述の千葉県警への抗議と動画削除、及び謝罪の申し入れに対し連盟は、「公的機関としての認識を問うたもの」「削除は千葉県警によるもの」「(問い合わせに対し)個別には回答しない」などと公式サイトで発表し、共同代表である増田かおる松戸市議会議員は自身のTwitterアカウントにて「地方議員が警察に圧力をかけて動画を削除させる事はできるはずがない」などと主張した。いずれも当初の抗議文に明記されていた「私たちは、啓発動画に「松戸市ご当地VTuber の戸定梨香」を採用した千葉県警、松戸警察署・松戸東警察署に強く抗議し、当局の謝罪、ならびに動画の使用中止、削除を求めます。」とは異なる主張であると批判された。 千葉県警の件に対し批判が高まったことで連盟は2021年10月8日に記者会見を開き、改めて「女性の定型化された偏見や慣習を助長する」「警察は(採用に)慎重になって当然」と主張した。連盟はあくまで自分たちの考えを一方的に発信する姿勢を見せており、9月下旬までに回答を求められていた市民グループによる公開質問状にも一切の回答を行っておらず、2022年5月現在も未回答のままである。この公開質問状には2021年10月末の時点で70,000件以上の抗議の署名が集まっていた。 千葉県警交通課は2021年10月29日、取材に対応し「戸定さんを起用することに関する協定は、今年7月に結んでいますが、それは現在も有効なものとして考えています」と回答し、戸定梨香の起用協定自体は現在も有効であるとし、再起用の可能性を示唆した。また千葉県警交通課担当者は戸定梨香の衣装等について「性的なものとは考えておらず、不適切ではない」と改めて回答。全国フェミニスト議連の抗議が削除の理由となったことは認めつつ、「議連の意見を正当なものとして受け入れたわけではない」と説明した。 2021年11月1日に連盟代表の増田かおるは2018年に出会い系サイトのハッピーメールを使用して女子大生を買春・性行為に及んだと報じられて新潟県知事を辞職した米山隆一の当選を祝福するツイートを行った。これに対し、ネット上では前述の抗議内容と矛盾しているのではないかという批判が起きた。
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