無差別格闘早乙女流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/24 02:37 UTC 版)
八宝斎を始祖とする実戦型格闘技で、玄馬が継承し発展させた流派。流派の理念は「走・考・攻」(走ってから、考え、攻める)であり、また勝つためには手段を選ばない、と言うより熟考することなく動き、その場をしのぐためなら後先も考えず恥も外聞も捨てるという、玄馬の生き方そのものなろくでもない流派であり、単なる逃走や土下座さえもが技の一環とみなされ、大げさな技名が付されている。 手数で勝負する技が多いのが特徴。また対空戦に長けており、乱馬は「空中戦は早乙女流の十八番」と発言している。 地獄のゆりかご(じごくのゆりかご) 玄馬がパンダ姿で1週間特訓して編み出した、対乱馬専用の必殺技。パンダがタイヤを抱くがごとく相手を抱き込んで丸まり、身体を前後にゆすりながら頬擦りをする、単なる嫌がらせ技。 暑苦しいまでの父の愛情と、1週間ほったらかしの無精ヒゲが相まって、乱馬に絶大な精神的ダメージを与えた。 畳返し(たたみがえし) 勢いよく畳を返し、相手の視界を封じるまでは通常の畳返しと同じだが、早乙女流の場合は返した畳を背負い、敵を畳の上におびき寄せた上で反撃する。また、返した畳を背負わず相手ごと即座に踏み潰すこともある。 俎上の鯉(そじょうのこい) 俎の上の鯉よろしく、窮地に立たされても毅然とした態度で、我が身を相手の成すがままにするという覚悟を表した構え。 玄馬いわく「早乙女流では、この構えを取る相手に対して攻撃を加えないことになっている」が、要するに単に謝罪を拒否する開き直りであり、当然鉄拳制裁を加えられた。 敵前大逆走(てきぜんだいぎゃくそう) 相手から逃走しつつ、その間に反撃方法を考える。 早乙女流必殺奥義 猛虎爆砕拳(さおとめりゅうひっさつおうぎ もうこばくさいけん) 玄馬と早雲が喧嘩の末に行った決闘で玄馬が披露した技。実際はただのパンチで、早雲には軽々と避けられた。 早乙女流必殺奥義 撃滅破局拳 竜虎大爆裂(さおとめりゅうひっさつおうぎ げきめつはきょくけん りゅうこだいばくれつ) 玄馬と早雲が喧嘩の末に行った決闘で本気を出した玄馬が披露しようとした技。技を繰り出す直前に天道かすみの一言で2人が仲直りしたため、技の詳細は不明だが、乱馬の反応を見る限り、かなりの大技であることが窺える。 猛虎落地勢(もうこらくちせい) 高地から落下し、痛がって頭を伏す虎を見て思いついた、単なる土下座。しかし、勝利より謝罪が必要な状況では意外に使える技である。 蛙轢死態(かえるれきしたい) 猛虎落地勢の派生技。轢き潰された蛙のごとき土下座から、油断している相手を攻撃する。 狼牙襲背態(ろうがしゅうはいたい) 敵の注意を自分から逸らし、背後から攻撃する。 猛虎一撃態(もうこいちげきたい) 敵の注意を地面に逸らし、上方から攻撃する。 魔犬慟哭破(まけんどうこくは) 敵から遠ざかり罵声を浴びせかける。乱馬曰く「負け犬の遠吠え」。 胸囲掌握鷹爪拳(きょういしょうあくたかづめけん) 女性の胸を後ろから掴むことで相手を驚かせ、一時的に動きを止めるセクハラ技。 ¥(かねくれ) 金銭を要求する。 横暴おやじの術(おうぼうおやじのじゅつ) 単なるちゃぶ台返し。 空蝉の法(うつせみのほう) 元々は八宝斎の究極奥義。八宝斎は完全に透明になることができるが、玄馬は超速で地面に潜ったり隠れたりすることで姿を消す。 猛虎高飛車(もうこたかびしゃ) もともとは乱馬の技だがゲーム『朱猫団的秘法』において使用する。ただし攻撃技ではなく、相手の攻撃を自分に向けさせるという技。実写版では普通に使用する。
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無差別格闘早乙女流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:58 UTC 版)
八宝斎を始祖とする実戦型格闘技。八宝斎の元祖無差別格闘流、早乙女家の無差別格闘早乙女流、天道家の無差別格闘天道流の3種類の存在が確認されており最強の武術家が元祖無差別格闘流を継承する。早乙女流は、玄馬考案のいい加減な奥義(魔犬慟哭破:負け犬の遠吠え、猛虎落地勢:土下座など)が多い。しかし山千拳・海千拳は根本こそスチャラカだが拳法の真理に適った優れた技となっている。手数で勝負する技が多いのが特徴。
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