実戦型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 03:49 UTC 版)
表面冷却を諦めた後、ラジエターはノーズに戻され、二重フロントウイングの間に薄い一体型のラジエターを置く「ラジエターウイング」方式とした。オイルクーラーはエンジンカウルの横に張り出して置かれた。スポンサーロゴはマルティニに替わり、新加入のニキ・ラウダが持ち込んだパルマラットになった。 BT46は1978年の第3戦南アフリカGPから投入され、デビュー戦でラウダがポールポジションを獲得した。4号車と6号車はBT46Bに改装され、第8戦スウェーデンGPでデビューウィンを飾るが、使用禁止処分を下された(後述)。 第9戦フランスGPからBT46が再登場し、ジョン・ワトソンがポールポジションを獲得した。第14戦イタリアGPでは予選フロントロウのマリオ・アンドレッティ(ロータス)とジル・ヴィルヌーヴ(フェラーリ)がフライングスタートの1分加算ペナルティを受け、ラウダとワトソンが1.5秒差でワンツーフィニッシュを決めた。最終戦カナダGPでは、3台目のBT46に新人ネルソン・ピケが乗った。 1979年の開幕戦アルゼンチンGPでは、レギュラーに昇格したピケのみがBT46を使用した。以後、後継のBT48にバトンタッチした。
※この「実戦型」の解説は、「ブラバム・BT46」の解説の一部です。
「実戦型」を含む「ブラバム・BT46」の記事については、「ブラバム・BT46」の概要を参照ください。
- 実戦型のページへのリンク