無差別級GP 2006
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 08:12 UTC 版)
「ミルコ・クロコップ」の記事における「無差別級GP 2006」の解説
2006年5月5日、PRIDE 無差別級グランプリ 2006 開幕戦に出場し、1回戦で美濃輪育久に1R1分10秒、パウンドでTKO勝利。2回戦となる7月1日のPRIDE 無差別級グランプリ 2006 2nd ROUNDでは、日本重量級のエース吉田秀彦と対戦し、ローキックによるTKO勝利。9月10日の準決勝でヴァンダレイ・シウバと4年ぶりに再戦。シウバのパンチを殆ど見切り、更にシウバを右眼負傷に追い込み、左ハイキックで失神KO勝利。因縁の再戦を完全勝利で収めた。この試合は、「ファンが選ぶ2006年ベストバウト&MVP」のベストバウトにて1位となった。続く決勝ではアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラを準決勝で破ったジョシュ・バーネットと3度目の対戦。序盤から圧倒しボディブローでダウンを奪うとインサイドガードから鉄槌・パウンドを連打。この時の攻防でミルコの手がバーネットの眼に当たり、一時的に視力を失ったバーネットがタップアウト。アクシデントも手伝ったが、内容は一方的なものであり、バーネットは「今日はミルコのための夜だった」と讃えた。自身の32歳の誕生日に初めてのメジャータイトルを戴冠し、リング上で男泣きするミルコの姿に、会場からは暖かい拍手が送られた。優勝により、エメリヤーエンコ・ヒョードルの持つPRIDEヘビー級王座への挑戦権を手にしたものの、UFC移籍のため行使することはなかった。前述の「ファンが選ぶ2006年ベストバウト&MVP」のMVPにて、ミルコは2位に選ばれた。
※この「無差別級GP 2006」の解説は、「ミルコ・クロコップ」の解説の一部です。
「無差別級GP 2006」を含む「ミルコ・クロコップ」の記事については、「ミルコ・クロコップ」の概要を参照ください。
- 無差別級GP 2006のページへのリンク