火燵とは? わかりやすく解説

こ‐たつ【××燵/×燵】

読み方:こたつ

熱源をやぐらでおおい、その上に布団掛けて暖をとるもの。切りごたつ掘りごたつ)・置きごたつ電気ごたつなど。《 冬》「下戸一人酒に逃げたる—哉/太祇


火燵

読み方:コタツkotatsu

床を切って炉を設け、上にを置き、蒲団掛けて暖をとる仕掛


火燵

読み方:コタツkotatsu

火炉覆い布団をかけて暖を採る設備

別名 炬燵炬燵火闥火榻


炬燵

(火燵 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 08:05 UTC 版)

炬燵(こたつ、火燵)は、日本暖房器具。床や床等に置いた枠組み(炬燵櫓、炬燵机)の中に熱源を入れ、外側を布団等で覆って局所的空間を暖かくする形式である[1]。熱源は枠組みと一体になっているものと、そうでないものがあり[1]、古くは点火した木炭豆炭練炭を容器に入れて用いていた[2]。現在は電気装置(電気こたつ)が多い。


注釈

  1. ^ 東芝の1957年のカタログにはこたつ板は無く、1959年版には6種類の板を掲載している。『サザエさん』でも1959年秋頃からこたつ板を置く描写が出てくる[9]

出典

  1. ^ a b c 意匠分類定義カード(D4) 特許庁
  2. ^ a b c こたつ 関ケ原町歴史民俗資料館
  3. ^ おこたとは コトバンク”. 2020年12月26日閲覧。
  4. ^ 韓国農林畜産食品部、「こたつ」が描かれた広報でSNS炎上”. 中央日報 (2020年11月9日). 2020年11月9日閲覧。
  5. ^ https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1308429
  6. ^ a b c d e f 新穂栄蔵『ストーブ博物館』海道大学出版会 (1986)p25-28
  7. ^ a b 精選版 日本国語大辞典、デジタル大辞泉、コトバンク
  8. ^ 豆炭こたつによる事故の防止に関する注意喚起
  9. ^ a b 「サザエさんを探して」『朝日新聞』2014年11月22日朝刊、b3面。
  10. ^ a b 朝起きたときの寝室の気温は?全国で1番寒い部屋で朝を迎えるのは長野県”. ウェザーニュース. 2020年12月26日閲覧。
  11. ^ a b “昭和のこたつは「天板が緑色の布張り」だった? 現在も入手できるのかメーカー、家具店、量販店に聞いた”. まいどなニュース. (2023年11月2日). オリジナルの2023年11月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20231103075758/https://maidonanews.jp/article/15041402 
  12. ^ 東北発祥の「こたつホース」が意外と知られていなかった”. オスカーホーム. 2019年4月14日閲覧。
  13. ^ 齋藤慎爾・阿久根末忠編『必携季語秀句用字用例辞典』柏書房、1997年、P.387


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