滝の城
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滝の城(たきのじょう)は、埼玉県所沢市城にあった日本の城。同市の東端で隣接する東京都清瀬市との都県境、柳瀬川の北岸に位置し、豊かな緑に覆われた断崖の上に 曲輪や空掘り跡などが残っている。 今日では本丸跡に「城山神社」が祀られ、その南側を中心に滝の城址公園(たきのじょうしこうえん)として整備され、梅・桜の木や運動施設などが揃う公園となっている。
注釈
出典
- ^ a b 小笠原 2016.
- ^ 西股 2013.
- ^ 新編武蔵風土記稿 城村.
- ^ 西股 2003.
- ^ 名の由来 …滝の写真File:Waterfall Castle Creek Waterfall.jpg 参照
- ^ 経緯 …この部分は、現地にある案内板と 『滝之城横穴墓群』の記述を参考(共に所沢市教育委員会による)
- ^ CATV便り 所沢市「滝の城 復元模型」 - こんにちは いっと6けん(NHK総合)2009年2月12日(木)11:05~11:54放送
滝の城址公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 15:43 UTC 版)
1972年(昭和47年)に滝之城跡の一部、南側の水田跡などを中心に整備され開設された総合公園。敷地の北、東端は関越自動車道に隣接し、南東側に柳瀬川が流れ、JR武蔵野線の高架線路がその南端を横断する。園内には野球場・テニスコートなどの施設があり、遊歩道が整備されている。断崖の上の本丸跡からは対岸の清瀬市付近が展望できる。 自生するカタクリやニリンソウ・ヤマユリなどの花が咲き、春には梅や桜の名所としても親しまれている。 北側の敷地は場所によっては昼間でも薄暗い鬱蒼と繁る木々覆われており、整備された遊歩道以外の区域は、かつては「まむしにちゅうい」の立札が立てられたほど豊かな生態系が保たれている。 園内東側にある池では、釣りを楽しむ人が多く、子供たちは小魚やアメリカザリガニなどを捕まえたりしている。
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