滑走路延伸計画
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国土交通省九州地方整備局が、現在の2,500mの滑走路を3,000mに延伸する計画がある。2020年に「北九州空港施設計画検討協議会」を発足し、環境影響評価などの手続きを行っている。延伸に当たっては、既存滑走路を南側に延ばす方法での延伸が検討されており、新たな埋め立ては発生しない見込み。
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滑走路延伸計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 03:39 UTC 版)
2019年3月12日、鹿児島県は屋久島空港の滑走路の延伸、及び、駐機場や施設を拡張する計画案を県議会企画観光建設委員会に提出した。 同年8月22日、定例記者会見にて屋久島空港滑走路延伸に係る基本計画(案)を発表した。また、県土木部港湾空港課と屋久島町政策推進課による屋久島空港滑走路延伸協議会にて住民から意見を募る(パブリックインボルブメント、以下PI)こととした。 以下の項目内容は出典より抜粋したものである。 島の交通の現状島への直行便は、大阪/伊丹、福岡、鹿児島がある(2019年9月時点)が、それ以外の空港からは乗り換える必要がある。特に関東方面からの場合は主に鹿児島空港を経由している。船舶の場合は、鹿児島港から高速船かフェリーがある。 近年、島外からの観光客の増加がみられるが、その一因が1993年に屋久島が世界自然遺産に登録され、2009年に大阪/伊丹線の開設、2011年の福岡線の開設によるものだと考えられる。 計画の目的関東方面からの来島者は多くが航空機を利用しているため、直行便があると利便性が高まり、より多くの来島者を誘客できるが、それにはプロペラ機では長距離運航は難しいためにジェット機にする必要があり、ジェット機が離着陸可能な2,000メートルへ延伸する必要がある。 計画の概要滑走路長を現状の1,500メートルから500メートル(北西側に180メートル、南東側に320メートル)延伸して、2,000メートルにする。なお、海上の埋め立てはしない。また、北西側の延伸に伴い県道の付替えを行う。 エプロン(駐機場)を現状のプロペラ2機に、ジェット1機駐機場を新設・拡張する。 旅客ターミナルビルは、現状の3倍程度の建設が可能となる敷地を計画している。 駐車場は、現状の収容数以上の台数が駐車できるように確保する計画している。 航空機給油施設の敷地を計画している。 その他、施設・設備等が導入・変更される計画。 効果と課題未就航地との所要時間短縮によって交流人口の拡大や国内だけでなく海外からも誘客できる。また往来活性化が期待される。直行便により関東方面へ農林水産業などの物流が増え、地域経済の発展が期待される。 ジェット機対応により新設設備を整備することで悪天候時の視界不良や夜間の着陸時の安全性が向上する。また、既存の就航便もジェット機へ変更できる。 課題と対策は、(1)環境への影響(調査・予測などで環境へ配慮を検討する)、(2)離着陸に支障となる建物等への対応を検討する、(3)観光客増加によって、宿泊施設などの受け入れ先の確保が必要になるので対応を検討する。 屋久島空港PI評価委員会を開催している(2019年9月6日に第1回、同年11月15日に第2回、PI終了後の2020年5月19日に第3回)。 2020年1月10日 - 2月28日の50日間、屋久島の住民の意見が寄せられ、うち町民からは2,056通、町外からは117通集まった。滑走路延伸に関する賛否は、町民も町外住民も約9割が賛成と回答した。また、回答者の自由意見欄では、延伸の必要性、期待される効果、延伸による課題、推進する/否定的な意見なども集まった。
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