死の翼・ヴァルキュリア戦隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 09:36 UTC 版)
「天空の覇者Z」の記事における「死の翼・ヴァルキュリア戦隊」の解説
ハインツ・キルシュナー レッドバロンが配属されるまでの、ヴァルキュリア戦隊の長。残虐かつ傲慢。長身の隻眼の男。電光石火の鷹(ブリッツ・ファルケ)の二つ名を持つ「純血種」。自らつぶした隻眼にヒトラーから獣性細胞を賜り、そこから獣性細胞の触手を飛び出させる事で、地球規模の索敵を可能とする。作中では欧州から日本の戦隊メンバーを知覚し拾い上げ、そこから北極圏にいたヒトラーのもとへとたどり着いたり、付近の敵パイロットの温度発汗を感知する事で、彼らの現在位置はおろか心理状態すらも洞察する。 ゲルハルト・バルクホルン 寡黙かつ巨体。ガッチリとした体格のモヒカン。大空の重戦車(ルフト・パンツァー)の二つ名を持つ「純血種」。ヒトラーから賜った己の獣性細胞によって操縦かんから機体と同化させる奇跡の腕で、自らの機体に搭載された戦車と見紛う程の高火力大火力を精密かつ自在に操る。Z航空部隊のラズベリーサークルの中心点に精密に榴弾を叩きこみパニックに陥らせたり、複数の自機火力を操り正確に命中させたりする。 クリステル・リップフェルト 美麗かつ肉感的なつり目の美女。戦場の薔薇の二つ名を持つ「純血種」。ヒトラーから賜った獣性細胞によって己にかかる「重力」から解き放たれ、四倍以上の高速度で動く事が出来る。この特性で自分にかかるGを無視した超高速での動作で急降下急上昇を繰り返し機体を操る事が可能となっている。生身での白兵戦ではバラの花のようなトゲが付いた鞭を二振り自在に操る。 ハンス・ヨアヒム・マルセイユ 14歳の小柄で中性的な美少年。天翔ける星(シテルン・シュナッペ)の二つ名を持つ「純血種」。ヒトラーから賜った獣性細胞によって、相手の思考・身体から「青い影(ゲシュタルト)」として人の心の未来の動きを読み取り、映像として五秒後の未来を予知することが可能。これを使った100発100中の予測偏差射撃を得意とする。ただし対象は一人。生身では特別に造らせたダブルアクション銃「ワルサーP1マルセイユスペシャル」を使い、相手の動きを先読みして銃弾を叩きこむ。Zのキリアンとは生き別れの双子という関係。 ガーラント二等兵(将軍→大佐→少佐→軍曹→二等兵) やられ役として、天馬たちの旅の先々に現れる将校。基本的に傲慢で無能で客観的視点から見ると組織にとって役立たずだが、自分の保身に関しては絶大な才能を発揮する。本来、総統からZの指揮官に任命され「Z艦長」となる予定であった将来有望なエリート将校であったが、ルフトバッフェ壊滅の責任を取らされて、大佐に降格しスイスの実験所に左遷される。そこも天馬たちに襲撃され、少佐に降格しイタリアのデルピエロ島「要塞島」に左遷。そこも攻略されて、軍曹として便所掃除に回される。後にヴァルキュリア戦隊のお付きとして日本まで出向くも、そこでとうとう二等兵にまで降格される。Zに関わるたびに作戦失敗し、基地や艦をボロボロにされて、そのたびごとに確実に死ぬような爆発や修羅場などにも巻き込まれてもいるが、それでも特に怪我を負う事もなく五体満足であり、その点では悪運が強い。
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