正騎士団とは? わかりやすく解説

正騎士団(アスラ・ドルクト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 02:18 UTC 版)

鋼馬章伝」の記事における「正騎士団(アスラ・ドルクト)」の解説

ガーハヒロに近い大男浅黒い肌に低くがっしりした鼻で絵に描いたようなバクサルの風貌をしている。ベーメに話を聞いてスーク前に現れた。食い意地張っており、食べること以外に何も考えていない十人力の怪腕持主であり、カルバラ戦では一人で数ダースもの敵を海へ放り込んだ酒食仕事代える男。簡単なベラウタ語が分かるシムシャーラからの命令でオルゴン・ソムナを討つ為、戦に赴いた奇襲にあい死亡したアムル 青白い端正な顔立ち美青年スークよりも二つ三つ上の年長撃剣の腕の持主賢明思いやり深くスーク初め心の内を話すことのできた相手であり古語詩歌、数の算法等を教え教官でもある。アスマンとの交渉詭弁ながら澱みのない物言い騎士団後ろ盾になってもらう事を了承させた。その際場と所を得た所作物言いスーク四十人の賊を打ち静めた水増しし芝居づいた物言いもできる。スーク補佐しながら助言をし、精神面でも支えている。愛馬黒鋼鋼馬カルバラの賊を倒す為モラドウの出城乗り込んだ際には、自身より一回り大きウィザール一瞬にして倒したフィオの事で深くついているスークに「沢山の愛する人と君は多分これから別れることになるんだ」と自身生き様から助言する。またアシャワン討伐十二人の騎士失った際どうしていいか分からないスーク対し武人死者前にして泣かない」「死んだ者は天上聖者になる」等慰め亡くなった者に聖典口調弔ったラータ自殺しかけ瀕死の際、まだ生きている判断し手際よく治療していた。ラータに対して奇妙な愛情持っている打ち明けたスーク対し「何か分からなくてもそのままでいい」と情緒ある発言をする。素姓隠していたがシムシャーラ実の子であり、病弱であったことから代わりに世継ぎにと迎えられ義理の弟(カラム)の親族何度も命を狙われそうになり、その事知ったシムシャーラが弟を含めた親族皆殺しにした為父を恨み国を出た。だが、カラムとは実の兄弟のように仲が良く学業や剣で競い合っていた。黒い髪は草木煮汁染めており黒い目魚鱗入れて変装していたが、実際シムシャーラ同様の銀灰の髪に深い碧眼である。正式な名前は「アストー・ラダ・ナームタ・シムシャーラ」であり、タルソンでは「ナームタ殿下」と通称されていた。クルガンの竜ではシムシャーラ亡き後、タルソン公国新し公主としてルルスの宮を訪れフラル皇帝和議言上するその際将来禍根を残す制裁恩賞等を一切行わない事を条件とした。この頃風貌は銀灰の髪に碧眼と元の姿に戻っている。フラル皇帝補佐する役割となり地盤とするシルヴァヤを含む東南五道治め中央では主として政務司る任を担ったハーワン 赤毛ズングリ体格。後に正騎士団が二つ分けられたうちの副長となる。元「ノールーズの闘騎士」。普段温厚な方ではあるが、ホルダードの国であるザオスラを護れと強要してきたラータ対し激し憤り見せたアシャワン討伐戦闘死亡バフラーム 頬髭の男。元「ノールーズの闘騎士」。ガンゴドリの疾風でオルゴン・ソムナを討つ為、戦に赴いたその道敵襲にあい戦死したズルワン 骨っぽい体格の男。陰の年にも休むことのないザオ小遣い稼ぎをと出てきたところをベーメ誘われた。元「ノールーズの闘騎士」。ガンゴドリの疾風ではスーク留守の間ラータ乗馬指導していた。ラータへの不始末悔いて死のう思っていたが、スークザオを去る際一緒についていき旅をするになったその後アシャワンの隊に出くわし、二騎で追突した戦死したホラサン 土候領ザオスラの出。朴訥気が置けないように見えるが鋼馬扱いスーク顔負けな程丈ており、解体修理並み馬士をも超えた腕前スーク曰く年も変わらず一目見て気に入っており、友達のような間柄になる。ラータとの狩り騒動十頭荒くれ鋼馬をほとんど一人御したアムルには「前世鋼馬だったのでは」と言われている。二隊分けられたうちのもう一隊副長になる。スーク八つ裂きの刑処される事が決まった後、城に潜入し処刑使われる鋼馬細工施し動き止めた。ガンゴドリの疾風でオルゴン・ソムナを討つ為、戦に赴いたその道敵襲にあい戦死したムナワト 目も鼻も効く狩人目を見て相手算段即座に判じる機転がよく効き、ひけらかさない空気のような性格をしている。カルバラ戦で死亡ヤーザ ハースラのヤーザ割れ鐘のような大声自慢で、普段会話でも相手三歩引く程である。ホラサンの隊に属している。

※この「正騎士団(アスラ・ドルクト)」の解説は、「鋼馬章伝」の解説の一部です。
「正騎士団(アスラ・ドルクト)」を含む「鋼馬章伝」の記事については、「鋼馬章伝」の概要を参照ください。

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