隣国ザオスラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 02:18 UTC 版)
ホルダード ザオスラの王子であり主の世継ぎ。酷薄そうな彫りの深い顔貌に引きしまった躰にぴったりとした蒼い短衣、長いマント、胸に銀糸の月神の章紋の装い。スーク達に対し大言では信用ならんと「モラドウの出城カルバラをおとしてみよ」とラータの意思だと約定をすり換えた。ラータに取り入って婿入りしようとザオの領主の座を狙っている。白金の鋼馬に騎乗している。戦の際には一国の世継ぎにふさわしい金銀をあしらった荘厳な甲冑を身に着け秀麗な画幅のように見えるが、表情は歪んだ渋面だった為不出来な鎧架けに似ていた。自身の国であるザオスラの救援に加わったスーク率いる正騎士団の優勢な賊軍を敗った事によりスークに対し強い警戒心を抱く。アスマンを自殺に見せかけ暗殺し、自身がザオの王権を簒奪する為、スークと共に逃げたラータを死んだ事にしており王城に二本の黒旗を掲げていた。スークを再び捕らえ群衆の前で八つ裂きにしようとするが、ラータに全ての罪を暴露された後スークに倒された。
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