機関・駆動系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/29 13:47 UTC 版)
「マーシャル・ネデリン級ミサイル追跡艦」の記事における「機関・駆動系」の解説
主機は、2基のルスキー・ディーゼル製DGZA-6Uディーゼルエンジン(22,000hp)で、補機にKAVV-10ボイラー(容量10 t/h)を2 機搭載した。巡航速度での燃料消費量は約60 t/日、オイル消費量は約1 t/日で、航続距離は40,000 マイル以上に及んだ。「マーシャル・ネデリン」は主機の振動が強く、艦体中央部の騒音と振動が特に著しいことから、艦が中速から全速の際には居住区画の乗組員が睡眠できず、戦闘区画で休憩するほどだった。公試後に隔壁を強化することで騒音は軽減されたが、振動は残った。「マーシャル・クルイロフ」は設計段階でこの問題が反映され、騒音と振動の軽減が試みられた。艦内には、ディーゼル燃料5,290 tとM16DRオイル 70 t、M20G2オイル110 tを積載し、最大3 ヶ月の航行が可能になっていた。 艦の電力は、8基の6D40ディーゼル発電機(三相交流、合計容量12,000 kW、電圧380 V)が供給した。 艦の位置を微調整するために、本級には直径4.9 mの可変ピッチスクリュープロペラ2 基に加えて、2 基のサイドスラスター「VDRK-500」(スクリュー直径1.5 m)と2 基のスラスター「PU-500A」(スクリュー直径1.5 m)を装備した。スラスターにより、艦は最大6 ノットの速度で移動ができた。さらに荒天下での測定を可能にするため、「アルファ(≪Альфа≫、Alfa)」ジャイロスタビライザーを搭載したほか、艦体の縦横方向の変形を測定する「ラジアーナ(≪Радиана≫、Radiana」船体変形測定装置が搭載された。測定装置は艦体を横切って設置され、艦体の縦方向および横方向の変形を測定した。変形の情報は艦の座標情報に補正され、アンテナの座標計算に反映された。 当初、「マーシャル・ネデリン」には艦首左右舷と船尾に重さ11 tの錨計3 個を搭載したが、錨の使用試験中にバウソナーを破損したため、左舷錨は舳先に移動した。「マーシャル・クルイロフ」は、建造段階でこの設計に変更された。
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機関・駆動系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 02:54 UTC 版)
「JR北海道キハ160形気動車」の記事における「機関・駆動系」の解説
主機関は直列6気筒の直噴式ディーゼル機関 N-DMF13HZF 形(330 ps / 2,000 rpm)を床下に1基搭載する。主機関の動力は変速1段直結2段の液体変速機 DW20 形を経て、動力台車 N-DT150 形の輪軸に伝達される。
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機関・駆動系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 22:08 UTC 版)
「OF-40 (戦車)」の記事における「機関・駆動系」の解説
エンジンなどもレオパルト1からの流用で、エンジンはドイツのMTU社製MB838 CaM-500水冷ディーゼルエンジン。変速機もZF製トルクコンバータ付遊星歯車付のもので、レオパルト1に比べて重量が重くなった分最高速度は遅くなったが、それでも60km/hの路上最高速度を出すことができた。エンジンと変速機は一体となっており、クレーンと搭乗員と同じ4名だけで45分以内に交換できたのもレオパルト1と同様である。また、自動消火装置も装備している。 転輪もレオパルト1からの流用で、第1、3、7転輪にショックアブソーバーを備えているのもレオパルト1と同様である。
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機関・駆動系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 03:33 UTC 版)
主機であるKLT-40加圧水型原子炉は、アルクティカ級砕氷船に搭載されたOK-900A加圧水型原子炉(出力1万7,100 kW)の改良型で、安全性を高めると同時に出力を2万9,420 kWに強化した。また、北極圏の低温海水を冷却に使うことを前提としていたOK-900Aと異なり、海水温の高い低緯度での操業が可能となっている。 他のソ連/ロシアの原子力砕氷船が電気推進なのに対して、セブモルプーチは蒸気タービン推進を採用しており、蒸気発生器で215 t/ h作られた圧力30 kgf / cm3、温度290°Cの高圧蒸気でタービンを駆動する。万一、原子炉が動かなくなった時のために、セブモルプーチにはディーゼル燃料で圧力25 kgf / cm3、温度360°Cの高圧蒸気を50 t/ h作る事ができるボイラーを搭載する。船内の電力は、出力1,700 kWのターボ発電機3 基と出力1,400 kWのディーゼル発電機5 基(補機)で供給されるが、補機は後に出力2,000 kWのディーゼル発電機3 基に換装された。また、出力200 kWの非常用ディーゼル発電機2 基を搭載する。 砕氷のために前後進を頻繁に行うことから、推進機は可変ピッチプロペラ4軸とした。
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