柳木原フレイムバーズ関係者
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「俺たちに翼はない」の記事における「柳木原フレイムバーズ関係者」の解説
鳳 翔(おおとり かける) 声 - 十利須我里 / 日野聡 メインテーマ「フェニックスの頌歌」 「アレキサンダー」の常連客。年齢は20歳頃。鳳鳴は妹だが、小さい頃から別々に暮らしており、妹には興味なさげな態度を示している。だが実際には「かーくん」「るー」のアットホームなあだ名でお互いに呼び合うほど兄妹仲は良好。しかし兄妹共に、他人からそう思われるのを嫌がっている。 表向きの仕事は、新進イラストレーター「鳳凰寺カケル」。眉目秀麗だが無気力、無関心、無愛想。口は最低で、人を罵るときは性表現に関わる放送禁止用語を連発する。イラストレーターとしてはオーラが漂うほど人気は高いが、高慢で攻撃的な性格であることから敵も多く、専用のスレッドや掲示板では虚実取り交えた噂と悪意が飛び交っている。 深夜になると金髪を逆立て、ハイブランドで身を固めた高級ホスト系の格好で柳木原の繁華街に現れる。喧嘩の実力とカリスマ性に加え、父親から毎月振り込まれてくる多額の金や柳木原のヤクザとの深いパイプを利用し、複数の若手不良グループを束ねて「私設自警団・柳木原フレイムバーズ」(略称YFB)を結成し、筆頭代理に就いた。通称は「皇帝」「エンペラー」。芝居がかった口調と圧倒的な力、高圧的な態度で相手を平伏させる。地下クラブ「ヘテロクロミア」にいることが多い。 かつて性的虐待を受けていたことがあり、以前鷲介らと同じ療養施設にいた。そのため鷲介らの病気のことを知っている。虐待された過去を忘れたいという理由からも鷲介らの症状に憧れるようになり、特に伊丹伽楼羅に執心している。そのためアレキサンダーなどで鷲介を観察していたり、学園での鷹志(タカシ)を和馬に監視させたりしている。 名前の由来は空を飛ぶ意の「翔」から。 LR2001(えるあーるにせんいち) 声 - 魔梵 / 笹本昌幸 a.k.a.魔梵 YFBの幹部であり、グループ「アンコモン」4代目。本名は左右田 仙一(そうだ せんいち)。通称のLR2001は、本名を左 (L)右 (R)田 (=1+1=2)仙一 (001)ともじって付けている。柔道は黒帯の腕。自称本業ラッパーだが、たまに建設業界でお手伝いをしている。 スキンヘッドの大男でヒップホップ系。いつもはラップ調の喋りをしている。B系ファッションをした自称ロス育ちだが、英語を話すことはできない。アメリカやロサンゼルスのことはほとんど知らず、突っ込まれるとしどろもどろになることが多い。 チケドン 声 - Skay bay Dan / 田中一成 YFBの幹部であり、グループ「リディム」の4代目。本名島袋 浩(しまぶくろ ひろし)。琉球空手の師範代。自称本業DJだが、雑貨屋や洋品店やタバコ屋でアルバイトをしている。 ドレッドヘアのレゲエ系。南米直産で独特の香りがする手巻き煙草をいつも口にくわえており、家や「ヘテロクロミア」では幻覚を見ていることがある。また「ヘテロクロミア」では時々レコードを回している。 バニィD(ばにぃでぃい) 声 - 我妻鉄生 / 堀井茶渡 鶴岡工業機械科3年。YFBの幹部であり、鶴岡工業で1年前から番を張っている。本名は土門 大輔(どもん だいすけ)。 ガングロ、銀髪ロン毛のラテン系ギャル男。見た目や喋りはチャラチャラした今時の学生だが、空手の有段者である。仲間思い。 『おれつばAS』ではメンマの常連組にも入っている。あだ名はピサロ。
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