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東京フィルメックス

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団体名 東京フィルメックス
所轄 東京都
主たる事務所所在地 新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビル45F
従たる事務所所在地
代表者氏名 市山 尚三
法人設立認証年月日 2002/11/08 
定款記載され目的
この法人は、国内外人々に対して日本およびアジア圏中心とする世界諸国映画紹介に関する事業行い映画文化振興普及図り文化通じた国際交流発展寄与することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:  2018/11/08     認定満了日:  2023/11/07     認定取消日:   
認定年月日:  2015/11/16  認定満了日:  2018/11/07  認定取消日:   
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解散理由  

東京フィルメックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/22 00:54 UTC 版)

東京フィルメックス(とうきょうフィルメックス、TOKYO FILMeX)は、優れた映画を通じた異文化交流を目指し、アジアの創造性に溢れ、多様性豊かな作り手を応援することを目的に、2000年に創設された映画祭である[1]。映画祭は毎年11月に東京で開催される。

特色

作家主義」を標榜し、アジアを中心とした各国の独創的な作品を上映する[2]中国韓国・日本からの作品のほか、イランイスラエルなどの映画も多い。作品によっては監督・出演俳優などが来日し、上映時に舞台挨拶や観客との質疑応答(Q&A)に参加することがある[2]

上映作品は以下の3部門に大きく分かれている。

  • コンペティション:審査員によって最優秀作品賞が選ばれる。
  • 特別招待作品
  • 特集上映作品:ある映画人や特定の国などについて、関係作品を集めて回顧上映を実施。

会場

メイン会場は有楽町朝日ホールが使われている[3]。映画上映の合間に、ロビー階で映画祭ゲストによる座談会などのイベントも開かれる。また近隣の映画館TOHOシネマズ日比谷が、サブ会場としてレイトショーの時間帯に一部作品の上映を行なう。また、東京国立近代美術館フィルムセンターではフィルメックス側と共催の形で、映画祭会期に合わせて関連企画を実施している。

これまでの映画祭

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

  • 2010年11月21日 - 11月29日
    • 最優秀作品賞:『ふゆの獣』内田伸輝
    • 審査員特別賞「コダックVISIONアワード」:『独身男』ハオ・ジェ
    • 観客賞:『Peace』想田和弘
    • 最優秀企画賞『Ilo Ilo』アンソニー・チェン
    • スペシャル・メンション『IT MUST BE A CAMEL』シャーロット・リム・レイ・クエン
    • 審査委員長:ウルリッヒ・グレゴール
    • 特集:アモス・ギタイ監督特集『越えて行く映画』

第12回

第13回

  • 2012年11月23日 - 12月1日
    • 最優秀作品賞:『エピローグ』アミール・マノール
    • 審査員特別賞:『記憶が私を見る』ソン・ファン
    • 観客賞:『ピエタ(原題)』キム・ギドク
    • 学生審査員賞:『あたしは世界なんかじゃないから』高橋泉
    • タレント・キャンパス・トーキョー・アワード2012:『The Road』リ・シャンシャン
    • 審査委員長:SABU
    • 特集:『イスラエル映画傑作選』/『木下惠介生誕100年祭』

第14回

  • 2013年11月23日 - 12月1日
    • 最優秀作品賞:『花咲くころ』ナナ・エクチミシヴィリ/ジーモン・グロス
    • 審査員特別賞:『ハーモニー・レッスン』エミール・バイガジン
    • 観客賞:『ILO ILO』アンソニー・チェン (劇場公開題『イロイロ ぬくもりの記憶』)
    • 学生審査員賞:『トランジット』ハンナ・エスピア
    • スペシャル・メンション:
『カラオケ・ガール』ウィッサラー・ウィチットワータカーン
『トーキョービッチ,アイラブユー』 吉田光希 

第15回

  • 2014年11月22日 - 11月30日
    • 最優秀作品賞:『クロコダイル』フランシス・セイビヤー・パション
    • 審査員特別賞/学生審査員賞:『彼女のそばで』アサフ・コルマン
    • 観客賞:『プレジデント』モフセン・マフマルバフ
    • スペシャル・メンション:『シャドウデイズ』チャオ・ダーヨン
    • 審査委員長:賈樟柯
    • 特集:『デヴィッド・クローネンバーグ』/『1960 -破壊と創造のとき-』

第16回

『白い光の闇』ヴィムクティ・ジャヤスンダラ
奥田庸介監督(『クズとブスとゲス』/2015年/141分)
    • 審査委員長:イ・ヨンガン (映画監督)
    • 特集:『侯孝賢』/『蔡明亮』/『ピエール・エテックス』

第17回

  • 2016年11月19日 - 11月27日
    • 最優秀作品賞:『よみがえりの樹』チャン・ハンイ
    • 審査員特別賞:『バーニング・バード』サンジーワ・プシュパクマーラ
    • 観客賞:『私たち』ユン・ガウン
    • 学生審査員賞:『普通の家族』エドゥアルド・ロイ・Jr
    • スペシャル・メンション:『私たち』ユン・ガウン
    • 審査委員長:トニー・レインズ (映画評論家)
    • 特集:イスラエル映画の現在

第18回

  • 2017年11月18日 - 11月26日
    • 最優秀作品賞:『殺人者マルリナ』 モーリー・スリヤ (劇場公開題『マルリナの明日』)
    • 最優秀作品賞:『見えるもの、見えざるもの』 カミラ・アンディニ
    • 観客賞:『ニッポン国VS泉南石綿村』 原一男
    • 学生審査員賞:『泳ぎすぎた夜』 五十嵐耕平 ・ダミアン・マニヴェル
    • タレンツ・トーキョー・アワード2017:『I wish I could HIBERNATE』 ゾルジャーガル・ピュレヴダッシュ
    • スペシャル・メンション:『Doi Boy』 スパッチャ・ティプセナ
    • 特集:ジャック・ターナー

第19回

第20回

  • 2019年11月23日 - 12月1日
    • 最優秀作品賞: 『気球』 ペマツェテン(劇場公開題『羊飼いと風船』)
    • 審査員特別賞: 『春江水暖』 グー・シャオガン(劇場公開題『春江水暖~しゅんこうすいだん』)
    • 観客賞: 『静かな雨』 中川龍太郎
    • 学生審査員賞: 『昨夜、あなたが微笑んでいた』 ニアン・カヴィッチ
    • スペシャル・メンション: 『つつんで、ひらいて』 広瀬奈々子/『昨夜、あなたが微笑んでいた』 ニアン・カヴィッチ
    • 審査委員長: トニー・レインズ(映画批評家、キュレーター、映画作家) 
    • 特集 : 阪本順治/歴代受賞作人気投票上映

脚注

 

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