東インドとヨーロッパ諸国にてとは? わかりやすく解説

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東インドとヨーロッパ諸国にて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 12:44 UTC 版)

ナサニエル・ラクソール (初代準男爵)」の記事における「東インドとヨーロッパ諸国にて」の解説

1769年イギリス東インド会社ライターとして雇用されボンベイ向かった1771年行われたグジャラートバルーチへの遠征軍法会議判事支払長官務めた翌年退職して帰国したのち、ポルトガル王国宮廷、ついでヨーロッパ北部諸国宮廷訪れた1774年9月ツェレイギリス国王ジョージ3世の妹兼デンマーク=ノルウェー王妃キャロライン・マティルダに面会したのち、アルトナハンブルク訪れたラクソールがキャロライン・マティルダへの同情表明したため、キャロライン・マティルダを支持して国外追放されたデンマーク貴族(フリードリヒ・ルートヴィヒ・エルンスト・フォン・ビューロー(デンマーク語版)男爵、エルンスト・ハインリヒ・フォン・シメルマン(英語版男爵など)と知り合いになったビューローとシメルマンはデンマーク=ノルウェークリスチャン7世廃位してキャロライン・マティルダを王位就かせることを計画しており、計画ジョージ3世支持不可欠であると考えたため、ラクソールにキャロライン・マティルダとジョージ3世仲介求めたラクソール求めに応じてジョージ3世にキャロライン・マティルダへの支持説得することを許諾した。ラクソール2人の間を根気強く行き来して仲介努め、ついにジョージ3世留保つきで計画支持する明記され文書取得して1775年2月15日にそれをキャロライン・マティルダに届けた4月イングランド戻ってジョージ3世への謁見許可求め、より確固とした支持確保しようとしたが、ロンドンのジャーミン・ストリート(英語版)で返答待っている最中5月19日に「キャロライン・マティルダが5月11日死去した」との報せ受けた結果、これらの努力水の泡に帰した上、ラクソール支出補填されることもなかった。ラクソール支出補填についてジョージ3世手紙出して請求したが、このときはジョージ3世顧みられことはなかった。同1775年ヨーロッパ北部諸国紀行文Cursory Remarks made in a Tour through some of the Northern Parts of Europe出版した1776年にもロンドン滞在し、チャールズ・ディリー(英語版)の邸宅行われたウィリアム・ドッド英語版)、ジョン・ウィルクス、サー・ウィリアム・ジョーンズ、ジャン=ルイ・ド・ロルム(英語版)らとの会合参加したドッド文書偽造1777年5月死刑判決受けてニューゲート監獄投獄されると、ラクソール初代ニュージェント伯爵ロバート・ニュージェント経由恩赦求めることを依頼した1777年竜騎衛兵第3連隊英語版隊長ロバート・マナーズ卿(英語版)の申請により、ラクソール中尉の名誉階級授けられた。これにより、ラクソール軍務についたことがなかったにかかわらず軍服を着る権利与えられた。同年夏にデン・ハーグ訪れ、そこでオラニエ公ウィレム5世謁見した。同年にMemoirs of the Kings of France of the Race of Valoisヴァロワ家フランス王伝)を出版、さらにフランスで旅について記述した寄稿文付したその後1778年ドレスデンを、1779年ナポリ訪れた1779年竜騎衛兵第3連隊制服着てフィレンツェ劇場訪れたとき、チャールズ僭王遭遇したチャールズほろ酔いの状態だったが、ラクソールに近づいて制服気づくと、すぐに立ち止まり帽子外して敬礼したという。

※この「東インドとヨーロッパ諸国にて」の解説は、「ナサニエル・ラクソール (初代準男爵)」の解説の一部です。
「東インドとヨーロッパ諸国にて」を含む「ナサニエル・ラクソール (初代準男爵)」の記事については、「ナサニエル・ラクソール (初代準男爵)」の概要を参照ください。

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