有機酸とは? わかりやすく解説

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ゆうき‐さん〔イウキ‐〕【有機酸】

読み方:ゆうきさん

酸の性質を示す有機化合物カルボン酸スルホン酸フェノール類など。天然にあるのは酢酸酪酸蓚酸(しゅうさん)・酒石酸・安息香酸など。⇔無機酸


有機酸(ゆうきさん)

カルボキシル基(-COOH)をもつ酸で、乳酸、コハク酸リンゴ酸クエン酸などがある。

有機酸

無機酸と共に酸味物質である。食品含まれる酸味物質全て有機酸であるクエン酸リンゴ酸酒石酸、コハク酸、アスコルビン酸、乳酸、酢酸蓚酸等があり、オレンジ柑橘類酸味クエン酸である。

有機酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 00:50 UTC 版)

有機酸(ゆうきさん、Organic acid)は、酸性を示す有機化合物の総称である。[1]ほとんどの有機酸はカルボン酸であり、カルボキシ基 (-COOH) を持つ。スルホン酸は比較的強い有機酸でスルホ基 (-SO3H) を持つ。また他にも、ヒドロキシ基チオール基エノールを特性基として持つ弱酸性化合物が知られるが、一般に生化学ではこれらだけを含む化合物は有機酸とは呼ばない。


  1. ^ 『化学事典』 旺文社、2010年。


「有機酸」の続きの解説一覧

有機酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 05:26 UTC 版)

ハツタケ」の記事における「有機酸」の解説

もっとも多いのはリンゴ酸乾物 100グラム当たり2158ミリグラム)であり、これにピログルタミン酸(同 631ミリグラム)やフマル酸(同 402グラム)などが次いでいる。他にクエン酸コハク酸含まれており、さらに α-ケトグルタル酸シュウ酸および微量ギ酸酢酸・乳酸が検出されている。

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有機酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:49 UTC 版)

白ワイン」の記事における「有機酸」の解説

ワイン含まれる有機酸は、主にリンゴ酸および酒石酸である。酒石酸はブドウ由来特徴である。の中の含有量は5-7g/Lである。リンゴ酸未熟な緑色ブドウ含まれており、その含量成熟とともに低下し収穫時には2-7g/Lが含まれる含有量品種土壌違いによって幅が広いうえ、高温分解が進むため暑い気候では含有量は低い。その他、クエン酸、アスコルビン酸、α-ケトグルタル酸フマル酸ガラクツロン酸クマル酸などの多くの酸が少量含まれている。これらの量の変動果汁pH変化させる白ワインムストは、一般的にブドウ成熟度があまり進んでいないため、赤ブドウムストよりも酸性度が高い。

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