昼番組時代
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「ベストテンほっかいどう」の記事における「昼番組時代」の解説
スタート当初は午後の生ワイド番組「ハロードライバー~こちら第3スタジオ~」(月~金曜・14:00~17:30)内の1コーナー扱いで、タイトルは「ベストテン北海道」だった。その後、番組表上は「ハロードライバー」枠に含まれるものの、事実上独立した番組となり、16:00~17:15に放送していた。途中に道路交通情報・天気予報・フェリー情報等が挿入されたため、実質の放送時間は60分程度だった。パーソナリティは「ハロードライバー」のパーソナリティが兼任していた(一部例外あり)。 当時はランキング決定要素として「レコード売り上げ」「有線放送リクエストランキング」の実働データと、「ハガキリクエスト」「電話リクエスト」のリスナー参加によるデータの4つをそれぞれランキング化。レコード・電話リクエストは1位200点~20位10点の10点刻み、有線・ハガキリクエストは1位100点~10位10点の10点刻みでそれぞれポイントを与え、600点満点の合計ポイントで総合ランキングを決定していた。このランキングデータは、放送中の曲紹介時にパーソナリティにより「レコード○位、有線○位、ハガキで○位、テレホン○位、トータル○○○ポイント、×××(歌唱者)、□□□□(曲名)、第×位!」という形式で公表されていた。 またリスナー参加企画として、その日の10・8・6・4位の曲をそれぞれ生電話でつながったリスナーが予想する「ランキングシャウト」コーナーがあり、予想が当たったリスナーには好きなシングルレコード1枚がプレゼントされた。場合により、通常のランキングシャウトに代えて、下記のシャウトになることがあった。 ラッキーシャウト 予想が当たると好きなシングルレコード2枚がプレゼントされた。この時のみ当たると、バカボンのパパ(声:雨森雅司)の「ケッコーなのだ!!」という台詞が入った。 ダブルシャウト 2人1組で応募し、1人目が予想(ファーストシャウト)を外しても、2人目がもう一回予想(セカンドシャウト)することができた。 なお参加した4人全員がランキングを当てた場合は、プレゼントが「好きなアルバム1枚」にアップグレードされた。 リスナーの呼称とは別に、リクエスト参加者を「リクエスター」と呼ぶのはこの頃から現在に至るまで変わっておらず、『全てのリクエスターの中から抽選で*名に~』と言った言い回しがなされている。 当時の番組の流れは概ね以下の通り。 16:00~ オープニング、電話リクエストを除く3要素のランキング20~11位の紹介電話リクエストは15:50~16:20に受け付けていた関係で、番組開始時点では電話リクエストランキングが確定していないため、残る3要素によるランキングを放送していた。 16:20~ 日替わりコーナー 16:25~ 電話リクエストランキング、総合20~11位発表 16:30~ 総合10~4位紹介、ランキングシャウト 16:50~ 道路情報(提供・多聞酒造、BGMに当時の清酒多聞のCMソングのインストゥルメンタルが流れていた)・道新ニュース・天気予報・フェリー情報 17:00~ 総合ベスト3紹介、エンディング17時台は「三菱ダイヤモンドハイウェイ」(提供・三菱石油、NRN加盟局のニッポン放送・KBCラジオなどとの各局企画提供枠)。 昼番組として放送されていた1988年9月までは、土曜日に放送されていた午後ワイド番組(「ダイナミック・サタデー」→「夢色土曜日・これがラジオだ」→「夢色土曜日・晴れた顔して多恵子です」)内の15時台に、月~金曜のポイントを集計した「ダイナミックベストテンほっかいどう」(後に「ベストテンほっかいどう週間ランキング」に改題)が放送されていた他、日曜午後(13:00~16:30)には「決定!全日本歌謡選抜」(後に「TOYOTA SUPER COUNTDOWN 50」へ改題。1982年4月~1994年3月)が、ナイターオフ期の毎年10月~3月には「ジャンボとケロコのHBCベスト100 マラソンランキング」(1973年~1983年・月~金曜18:45~20:00)が放送され、前述の洋楽チャート番組も含めHBCラジオでは毎日、午後に何らかの音楽ランキング番組を放送していた。これは全国的にも珍しい編成だった。
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