電リクとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 電リクの意味・解説 

電リク

(電話リクエスト から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 09:49 UTC 版)

電リク(でんリク)は、放送番組において聴取者視聴者電話を架電し、楽曲等の放送を求める企画で「電話リクエスト」の略。

概要

日本の放送局では1952年12月24日に、神戸放送(現在のラジオ関西)クリスマス特番である『クリスマス・テレホンリクエスト』として電リクを実施したのが最初と言われており、当日リクエストが2000件舞い込み、企画が成功した事で、ラジオ関西は翌年から深夜番組で電話リクエスト番組をスタートさせた[1] 。以後、他局も追随する事となる。

リクエストの受付の流れは、ラジオ局に架電すると電話オペレータに繋がり、リスナーの個人情報とリクエスト楽曲や番組に対するメッセージの問いに応答し、受付を完了させるシステムである[2]。また、放送尺の都合でオペレーターからサブルームにいるスタッフへメッセージを届ける時間を考慮し、電話受付時間を設定している。

番組によっては専用の留守番電話を使用し、録音された声を放送に流すこともあった[3]

しかし、2010年代以降オペレーターの人員確保の経費や番組制作費の兼ね合いや、携帯電話の普及率向上やインターネットサービス加入者の増加により、電子メールでのリスナーメッセージ投稿の割合が高くなった結果、電話リクエストを実施する番組は極少数となった[4][5]

2018年4月時点で、ラジオ局では全時間帯で音楽番組を編成しているが、リスナーメッセージ募集も電子メールやSNSで募る事が多いため、電話リクエスト形式をレギュラーでは採用していない。稀に特別番組として電話リクエスト番組を編成するケースは存在している[6]

放送番組

現在

AM局

過去

AM局

FM局

など

テレビ

など

脚注

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「電リク」の関連用語

電リクのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



電リクのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの電リク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS