日本州警察
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 16:27 UTC 版)
「ジョーカー・シリーズ (漫画)」の記事における「日本州警察」の解説
バーリー 声 - CD1・玄田哲章、OVA・沢木郁也、CD2・堀内賢雄、CD3・大塚明夫 リィンの先輩(警部)。リィンに書類仕事を押し付けたり賭け麻雀のカモにして金を巻き上げるなど、あまり良い先輩とは言いがたいが、正義感は非常に強い。極度の女好きで、負傷により入院した際には、数人の見舞い客(全員女性)達をはべらせて悦に入っていた(「ムーン・ファンタジー」)。 リィンがジョーカー(男)といるところを度々目撃し、ジョーカーの正体を知らないため、リィンを同性愛者と勘違いしている。暗示が仕込まれた裏ディスクをプレイした影響で一時期「男性嫌悪症」になっていた(「ドリーム・プレイング・ゲーム」)。 一方で、正体を明らかにしているジョーカーにサインをお願いし、「バーリーさんへ」とサインを色紙にお願いして、「あと5枚ほど」と女性に配るためにお願いまでするというタフネスさを持つ一面もある。 キャル 声 - CD3・安達忍 リィンの同僚である女性刑事。治安の悪かったブラジル州出身のため、銃を撃つ場合には急所を狙ってしまうことがある。幼い頃に両親を犯罪者に殺されているため、人一倍、犯罪行為を憎む。州警察に入ってから1年ほど、飛騨ジェンクスの下にいた。 実は、本物のキャルは既に殺されており、今のキャルは赤のキャラバンの一員だった。そのため、上述の出身や両親の設定の真偽は不明。劇中では暗示装置を使い自己に催眠をかけているが、次第に効かなくなっている様子が描かれている。 飛騨ジェンクス(ひだ ジェンクス) 資料管理室の室長。遺留品があれば、そこから80%の確率で犯人像を推測できる高いプロファイリング能力の持ち主。「シャーロック・ホームズ・ジェンクス」の異名を持つ。犯罪予測プログラムの研究、開発を行っていたため、「赤のキャラバン」に命を狙われた。 リィンの関わった事件に不可解な決着を迎えたものが多かったため、彼を「赤のキャラバン」の一員ではないかと疑い(州警察には知らされていない特捜司法局の秘密連絡員だという意見もあった)、資料管理室へ引き抜いて過酷な頭脳労働を強いたり、拉致した末に薬物を用いて自白させたりした。州警察コンピューターへのハッキングなどの越権が発覚し、最後にはリィン誘拐の罪で逮捕される形で特捜司法局へ異動させられ監視下で研究を強要される。 当初は特捜司法局を「子供の手から危ない玩具を取り上げる母親のよう」と揶揄し、敵対姿勢や壊滅を目論んでいたが、異動後は逆にトップである局長の座を目指して着々と組織内での地位を固めている。内部改造を行い、特捜司法局のシステムを改善していく(「Final Mission」ではいくつかの規則の改善を実現している)。「気に入らないから潰してしまえというのは幼稚な考えだ」とのこと。リィンやジョーカーの存在を知ったことから心境の変化もあったようで、前述の規則改善も「内側からゆっくりと、みんなが幸せになれるように」と発言している。 作中では描かれなかったが、妻子が特捜司法官と「赤のキャラバン」との抗争に巻き込まれて亡くなり、それが元で「赤のキャラバン」を憎むと共に特捜司法局の在り方に疑問を持つようになったことが、あとがきにて描かれている。 サガ・グレイム 検死官。海王子デューク死亡の際にはリィンと共に同行した事もある(「帝王の庭」)。特定の宗教を信仰している訳ではないが、感覚的に仏教は悪くないと感じている(「ムーン・ファンタジー」もっともその程度の感覚ゆえに教義に関してはうろ覚え)。「ムーン・ファンタジー」では検死部局の多数が殺害される事件が起きるが、サガ・グレイムは難を逃れている。以後、殺しの現場となった検死室にいるのは怖いからと検死結果を持って他部署を訪問することが多くなる(死体は怖くないらしく検死するのは平気で、バーリーから変なヤツと言われている)。 あとがきによるとナイルにアタックしている。 ナイル・ネガ 少年課に補導されたこともあるほど童顔の女性刑事。キャルの後任として日本州警刑事課に赴任してきた。市警上がりであるため、実務経験はリィンより長い。 リィンと同じアパートに住むことになったため、リィンの部屋から朝帰りするジョーカー(女)を見たことがある。想い人を亡くし、慰めとしてリィンに迫ろうとした(「χの歌声」)。
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