新春放談とは? わかりやすく解説

新春放談

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:31 UTC 版)

山下達郎のサンデー・ソングブック」の記事における「新春放談」の解説

毎年1月第1・2週大瀧詠一ゲスト迎えて行なわれる対談で、タイトルTBS時事放談」からの拝借。共通の話題である195060年代英米日の音楽映画落語相撲、そして無類長嶋ファンである大瀧ならではの野球に関する話やマイ・ブームに関する話が展開された。この番組での第1回は『サタソン』時代1993年1月2日第14回放送)である。元々、大瀧とのセッション対談はこの番組スタートではなく1981年8月NHK-FM夏休み特別番組として放送された『サウンド・オブ・ポップス』最終日行われたライブセッションである。 その後1984年1月12日同局放送された『サウンドストリート(サンスト)』(山下1983年4月から1986年3月まで、毎週木曜日担当)で初めて「新春放談」のタイトル対談放送され以後山下出演番組での正月恒例企画として定着山下番組降板後も佐野元春の『サンスト』(1987年)や音楽評論家萩原健太ラジオ番組『ミュージック・シティ』(NHK-FM1988年-90年)、山下が月2回パーソナリティ務めたプレミア3』(TOKYO FM1990年-92年)で継続された。こうした経緯から、1994年にはこの番組での2年目にも関わらず「新春放談10周年」とサブタイトル付けられている。ただ、特別な企画がある訳ではなく内容一切変わっていない。 一般リスナー基本的に大瀧前年動向知ったり、声を聞くことが出来るのはこのコーナーのみで、山下本人ですら大瀧活動を完全に把握しているわけではなく、「最近はどうしているのか」という質問からスタートしていた。このプログラムでかけられ音源は、大瀧自身持ち込みである場合少なくない洋楽以外に、大瀧自身の曲や提供曲プロデュース作品バージョン違いなどで、時には未発表音源」という場合もある)。 2011年12月18日放送2012年は「諸事情により行わない」ことが発表され、この企画26年休止することになったその後山下オフィシャル・サイト2012年12月23日更新で、新春放談の終了発表された。その理由として「時代的役割全うし得た思えますので」としており、放送20周年自身60歳という節目で、本来の純粋な音楽番組」として、今後長く番組継続するために、番組構成スリム化整理する意味合いであることを明らかにしており、2013年1月6日放送では「震災経て思うところもあった」と、心境の変化があった事も語っている。一方で、「大瀧詠一さんと不仲とか、そういう理由ではありません。念のため」と不仲説否定し、「大瀧さんにはまた違う形でご登場願う予定おります」と再登場示唆していたが、2013年12月30日大瀧急死したため、2011年1月2日9日放送が、最後登場となった2012年度からは「新春放談」が終了したため、この年から正月数回放送も「新春リクエスト大会」になることが多い。 2014年1月5日放送冒頭山下による大瀧急死に関するアナウンス挿入されたが、当日1月12日放送の『新春リクエスト大会』は事前収録であるため、番組内でこの話題触れていないこと、追悼特集については後日放送することが説明された。その後番組宛のハガキで『大瀧詠一追悼特集』に対す要望寄せられ、それに応える形で、1月26日放送の『私的青山純追悼 後編』の終わりに、自身考え話している。 2014年3月2日放送ひなまつり、ガールシンガー・ガールグループ特集』では、毎年3月恒例テーマ特集としてスタートしながら、番組後半には大瀧好きだったガール・シンガー、ガール・グループ集めた“EACH'S FAVORITES SPECIAL”だったことを明かした。これは、音源揃えていくうちに以前大瀧話していた内容思い出し、「それでは大瀧お気に入りまとめてみよう」と思い立った事から企画・構成した内容で、直接的形式的な追悼特集ではなくこうした形で洒落交えて「実は…」という展開こそ大瀧喜びそうな内容であり、山下番組最後、「『よくやった』と褒めてくれております確信しております」と結んでいる。また、11月30日放送では、ベスト・アルバムBest Always発売記念して収録曲まつわる思い出レコーディングでのエピソード披露された。 2020年からは、新たなゲスト宮治淳一迎えて「新春放談」が9年ぶりに再開された。山下と宮治は長年友人で、2019年7月山下急性気管支炎により出演できなかった時に1度代打出演したことをきっかけに、山下復帰後、「ワーナー・ポップロック・ナゲッツ」の紹介でさらに2週、対談形式出演。あくる2020年から、大滝引退後9年ぶりに再開された新春放談に招かれるようになった

※この「新春放談」の解説は、「山下達郎のサンデー・ソングブック」の解説の一部です。
「新春放談」を含む「山下達郎のサンデー・ソングブック」の記事については、「山下達郎のサンデー・ソングブック」の概要を参照ください。

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