文化会館時代(1967-2007)
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「熱海市立図書館」の記事における「文化会館時代(1967-2007)」の解説
画像提供依頼:現在は熱海市役所第三庁舎として使用されている熱海市文化会館の画像提供をお願いします。(2016年9月) 1967年(昭和42年)4月には市制施行30周年記念事業として、旧御用邸跡地に熱海市文化会館が開館。地下1階・地上3階建の文化施設であり、図書館は3階と中3階に移転した。蔵書数は45,981冊、移転と同時に熱海市立図書館に改称している。閲覧室・児童室・資料室・書庫・事務室などがあり、吹き抜けのあるゆったりとした閲覧室が好評だった。1973年(昭和48年)4月には視覚障害者向けの点字図書コーナーを設置した。1977年(昭和52年)6月には市制40周年記念事業として郷土資料室を設置し、温泉観光資料や歴史資料の収集に努めている。1982年(昭和57年)5月には大活字本コーナーを設置。 1987年(昭和62年)4月には市制50周年・新館20周年記念事業として、熱海市観光会館で「熱海歴史写真及び資料展」を開催。1995年(平成7年)10月には図書館80周年記念事業として、同年に文化功労者となった杉本苑子コーナーを設置した。杉本は1977年に西熱海町に別荘「彩苑」を建てており、1980年からはこの邸宅に、1995年からはやはり熱海市内に建てた新居で暮らした。1997年には澤田政廣に次いで2人目の熱海市名誉市民となっている。1998年(平成10年)12月から1999年(平成11年)2月にはコンピュータの導入準備で休館した。 2002年(平成14年)8月には初めての分室として南熱海支所図書閲覧室を設置。2003年(平成15年)8月にはブックスタート事業を開始し、2004年(平成16年)7月には静岡県横断検索システム「おうだんくん」に接続した。2007年(平成19年)3月には市制60周年記念事業として『熱海平成歴史年表』を刊行した。同年6月から7月には移転準備のために休館している。
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