新図書館構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/03 13:57 UTC 版)
東電熱海営業センターは市街地中心部に位置しており、アクセス面では恵まれている。熱海市文化会館時代と比べて2.5倍の延床面積であり、バリアフリー対応がなされている上に、建物は耐震性に優れている。賃貸借料が必要であること、借用可能な期間が不透明であること、耐荷重に難がある上に改修に制限があること、複数フロアの存在によりセキュリティ面に不安があること、駐車場が少ないことなどの問題がある。2013年(平成25年)3月には熱海市新図書館構想を策定した。 市役所隣接地はかつて岡本ホテルとして使用されていたが、2013年8月に所有者と熱海市の間で合意に達し、熱海市は2014年4月に3,269m2のこの土地を3億9000万円で購入した。しかし、後にはこの土地の鑑定価格が3億1000万円であるとされ、鑑定価格より8,900万円高く購入することが市議会でやり玉に挙がったため、2014年4月25日には購入価格を3億7500万円に引き下げることで不動産業者と合意に達した。 2015年8月25日、熱海市は新図書館とホールを核とする複合施設「熱海フォーラム」(仮称)の整備事業実施方針を公開した。2016年6月16日には斉藤栄市長がPFI方式による整備を表明したが、熱海市民がPFIによる整備に反対する請願を行ったため、24日にはPFI方式を断念した。
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