政府ならびに警察、法曹関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 03:24 UTC 版)
「高校事変」の記事における「政府ならびに警察、法曹関係者」の解説
矢幡 嘉寿郎(やはた かずお) 内閣総理大臣。総裁任期を連続2期6年から、連続3期9年に改正し、現在3期目。子供はおらず、妻の美咲と二人暮らし。山口県出身で、教育面に於いて吉田松陰と松下村塾に思い入れがある。政務秘書官の他、省庁から出向している5人の秘書官を抱えている。リオのオリンピック閉会式ではスーパーマリオに扮した。幹事長時代に、中東で人質になったフリージャーナリストについて自己責任論を展開した。憲法9条改正を目指しており、極左勢力に対し厳しい視線を向ける。『V』では刊行当時、国会で議論されていた桜を見る会についても言及された。 上記のように安倍晋三前総理をモデルにしているキャラクターだが、昭和30年生まれという設定は、安倍現総理より1歳若い。本作中ではSPの錦織清孝警部と信頼関係で結ばれ、優莉結衣にも理解を示すなど、情に厚い人物として描かれている。I巻に登場。 錦織 清孝(にしきおり きよたか) 矢幡総理を警護するSPの代表で、階級は警部。角刈り頭の30代後半、いかつい顔つきのタフな男。武装について広範囲な知識を有する。優莉結衣には当初、心を許さなかったが、次第に認める発言をする。現在は独身。I巻に登場。 星野 淑子(ほしの としこ) 総理秘書官の紅一点、43歳。経済産業省では大臣官房総務課長を務め、貿易経済協力局審議官も兼任。緊急閣僚会議では、経済産業大臣の的外れな発言を心の中で嘆く。知性派で正義感が強い。Ⅰ巻に登場。 梅田 浩介(うめだ こうすけ) 43歳巡査部長 所轄上がりの公安の刑事。守秘義務により家族にも仕事の話もできず、娘からは距離を置かれている。後輩の綾野剛一とコンビを組む。Ⅳ巻に登場。 神藤 光昭(しんどう みつあき) 甲子園警察署、刑事二課の巡査部長。かつて修羅宇都(シュラウド)という暴走族のメンバーだった。悪を憎み正義のためなら、法や立場に左右されない行動を取る。Ⅶ巻に登場。 Ⅳ巻に登場。 宮村 邦夫(みやむら くにお) 矢幡内閣時は、官房長官。矢幡退陣後は、総理大臣を務める。矢幡政権時代の負の遺産の処理に苦悩する。X巻に登場。 結衣を支援する弁護士 福富 神奈川県教育委員会の委員。Ⅰ巻に登場。 塚崎 人権権支援団体の弁護士 Ⅱ巻に登場。 宮園(みやぞの) 人権支援団体の弁護士。Ⅵ巻に登場し、騒動に巻き込まれる。騒動以前と以降では結衣を弁護する姿勢に変化が生ずる。
※この「政府ならびに警察、法曹関係者」の解説は、「高校事変」の解説の一部です。
「政府ならびに警察、法曹関係者」を含む「高校事変」の記事については、「高校事変」の概要を参照ください。
- 政府ならびに警察、法曹関係者のページへのリンク