政府における精勤章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 04:20 UTC 版)
日本政府における精勤章の授与の代表的な例としては農林水産省の地方に設置された管理局において勤務する国有林野事業職員に対しするものが挙げられ、勤続20年で二級精勤章、勤続30年で一級精勤章を授与している。 その他には、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊においても部隊隷下の自衛官に対する表彰として精勤章を授与している。各自衛隊における精勤章は自衛隊法施行令及び自衛隊法施行規則にその定めを置き、以下の規則において精勤章被授与者選考基準等を定めている。自衛隊では当該基準に基づき序列名簿が作成され、幕僚監部の課長、地方総監部の課長、班長または課長精勤章被授与権者の指定を受けた自衛官がこれを授与している。 戦前の大日本帝国陸軍においても同じく精勤章が存在し、授与区分は成績優秀者たる兵であった(受章者が下士官―徴用・志願者ではない職業軍人―になると佩用できないので返上される)。自衛隊および帝国陸軍の精勤章に相当するものとして、海軍では名称と授与・佩用区分が異なる善行章が存在した。
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