傷痍軍人
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傷痍軍人(しょういぐんじん、英: disabled veterans)は戦争において傷痍を負った軍人・軍属。軍人恩給法によって増加恩給・傷病年金・傷病賜金の受給権有資格者をさす。日本では、1931年(昭和6年)11月までは廃兵と呼称された。多くの国で軍隊の士気を維持するために手厚く保護され、社会復帰への配慮が強力に実施されている。恩給法により増加恩給、傷病年金または傷病賜金などが受給でき、軍人傷痍記章を授与される。1636年にアメリカのプリマス植民地で、傷痍軍人に対して終身、生活扶助を与える法律が立法されたが、これが恩給や年金の始まりとされている[1]。
- ^ “コトバンク - 傷痍軍人(読み)しょういぐんじん”. 2021年8月13日閲覧。
- ^ ETV特集戦傷病者の長い戦後
- ^ “日本傷痍軍人会が解散式 会員の減少、高齢化で”. 共同通信社. 47NEWS. (2013年10月3日). オリジナルの2014年5月2日時点におけるアーカイブ。 2014年5月1日閲覧。
- ^ 「傷痍軍人、厚生省に押掛く」『日本経済新聞』昭和25年12月24日2面
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