戦傷病と災害時の傷病の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 14:32 UTC 版)
「野外病院」の記事における「戦傷病と災害時の傷病の特徴」の解説
戦時や災害時は外傷は勿論のこと、精神的・身体的ストレス(劣悪な環境)による内因性疾患や精神疾患も罹患しやすい。外傷の形態は、その原因(災害の種類や、戦時であれば使われる兵器)により異なる。 共通する傷病劣悪な環境によるもの各種の感染症(伝染病)、低栄養、塹壕足など 内科的疾患循環器疾患(心筋梗塞、狭心症、静脈血栓塞栓症) 精神疾患不安障害(パニック障害、急性ストレス障害)、戦争後遺症 戦時に特徴的な傷病戦闘行為によるもの銃創、爆傷、熱傷、刺傷 大量破壊兵器によるもの放射線障害、有機リン中毒、炭疽菌などのまれな感染症など:いずれも収容・治療前に除染を要する. 災害時に特徴的な傷病圧外傷(クラッシュ症候群)、裂傷
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