巨人の猛追と最終盤のデッドヒートとは? わかりやすく解説

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巨人の猛追と最終盤のデッドヒート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 06:46 UTC 版)

メークドラマ」の記事における「巨人の猛追と最終盤のデッドヒート」の解説

その後再び6ゲームまで差は広がったが、巨人9月11日対中日戦から怒涛連勝スタート猛烈な追い上げ阪神との差を瞬く間縮める。3ゲーム差迎えた9月19日からの直接対決3連戦もその勢い止まらず、3連戦合計アレックス・ラミレスが1本塁打5打点阿部小笠原李承燁がともに2本塁打4打点打線爆発阪神先発投手を3人とも5回もたずに引きずり下ろして連勝10まで伸ばし直接対決3試合目の9月21日についに同率首位追い付く。その後の3試合両者がともに勝ち→引き分け→勝ち、と全く同じ勝敗同率のまま一歩も譲らず、巨人引き分け挟んで12連勝まで伸ばす9月25日巨人連勝止まって再び阪神単独首位に立つと、その後両チームとも抜け出せないまま一進一退せめぎ合い続き巨人単独首位に立つことができないまま140試合消化一方追いつかれて追い抜かれはせず、最終盤でも優位保っていた阪神も140試合目の10月6日ヤクルト戦敗れたことで、両者8156敗3分の同率首位並んだ状態で141試合目の10月8日最終直接対決東京ドーム) を迎える。試合は4回に2点適時打先制した巨人先発内海哲也山口豊田ークルーンの継投阪神押し出し四球1点抑えて逃げ切り、対阪神戦7連勝。ついに阪神抜いてシーズン初の単独首位に立ち、巨人優勝マジック2が点灯した敗れた阪神は、シーズン初の2位転落)。 その後10月10日の対ヤクルト戦明治神宮野球場)に勝利阪神同日の対横浜戦(横浜スタジアム)に敗れたため、巨人2年連続32回目リーグ優勝決定した(この時の残り試合数は巨人:1、阪神:2)。最大13ゲーム差からの逆転1996年上回ったため、マスコミは「メークドラマ」を超える「メークレジェンド(伝説作る)」「レジェンド完結」と呼んだ。元々はボビー・バレンタイン発言発祥で、原は「メークレジェンド」という言葉は使わなかった。そのため、一部報道機関ではメークドラマ再現ということで「リメークドラマ」(後述参照)などとも報道され優勝決定後統一されなかったが、原は優勝会見で「…歴史をつくり、伝説をつくり…」と発言したまた、インターネット上で同年8月2日日刊スポーツ出版社から発売され雑誌サブタイトルから、「Vやねん!」のスラング呼ばれることもある。 ひっくり返した13ゲーム差セ・リーグ新記録で、プロ野球全体では1963年西鉄に次ぐ2番目だった。 シーズン後巨人逆転優勝を許す「歴史的V逸」を喫した阪神監督岡田彰布責任取って球団周囲慰留振り切り辞任した後任真弓明信)。また、金本1996年最大11.5ゲーム差返されメークドラマ広島選手として、2008年最大13ゲーム差返されたメークレジェンドを阪神選手として双方体験した唯一の選手である。またこの年阪神7度優勝マジック点灯し、その全て消滅したが、これは2リーグ制以後最多であり、従来最多記録である3度大きく更新した。 メークレジェンドはこの年流行語大賞候補ノミネートされたが、メークドラマ続いて大賞受賞には至らなかった。

※この「巨人の猛追と最終盤のデッドヒート」の解説は、「メークドラマ」の解説の一部です。
「巨人の猛追と最終盤のデッドヒート」を含む「メークドラマ」の記事については、「メークドラマ」の概要を参照ください。

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