左之助の友人および舎弟
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月岡津南(つきおか つなん) 声 - 家中宏(少年時代 - 又村奈緒美) 身長171cm、体重60kg。1860年1月生まれ。長野県出身。水瓶座、血液型A。特技:錦絵・火薬調合。人気絵師で、左之助の友人。一人称は「俺」。本名は克浩(かつひろ)。爆弾製造に長け、炸裂弾を開発している。元・赤報隊準隊士で、隊長・相楽総三の仇を討つため、明治政府に対してテロを行おうとするが、剣心に阻止される。その後、左之助に諭され、新聞屋として政府と戦う道を選ぶ。京都編では左之助の旅費を工面し、新型の炸裂弾を護身用として託し、この炸裂弾が煉獄を破壊することになる。志々雄一派のことも知っていた。情に厚い一面を持つものの、根暗な性格であるため、左之助以外に友達がおらず、左之助と10年ぶりに再会するまでは笑顔を見せたこともなかったと語っていた。安政7年(1860年)1月生まれ。名前は新潟県豊浦町(現新発田市)の月岡温泉郷と津南町に由来。また、伊庭八郎を始めとする幕末明治の志士の錦絵を数多く手掛けた人気絵師という設定は、明治の人気絵師だった月岡芳年を参考にしている。[要出典] テレビアニメ版では改心するまでの経緯が異なっており、剣心と命をかけてやり合う左之助を見捨てられず計画よりも友情をとり、内務省から撤退。左之助を重体にした剣心を怨み「お前も明治政府の犠牲者だ」と罵倒するが微笑を返され呆然としてしまう。そして気絶していた左之助が「ありがとうよ剣心。これで本物のニセ官軍にならずに済んだ」と独白したのを聞き、改心。自分の手で炸裂弾を処分するシーンが描かれた。そして自発的に絵草紙新報を始め政府の非道を正すことを志した。終盤の「風水編」で再登場を果たし、水一族の陣を左之助と共に破り、北斗の陣の布陣や一般市民および元老院の避難指示をするなど中々の活躍を見せた他、川路の警察官としての矜持に感心するシーンもあった。また、左之助からは本名ではなく津南と呼ばれていた。劇場版では左之助に時雨の情報を教えていた。完全版22巻の再筆:ペイズリー柄のマフラーと水玉模様の着物を着ている。黒メガネで爆弾の閃光を遮断している。 飴売りの宵太(あめうりのよいた) 「恵編」導入部で名前のみ登場。博打好きで、左之助の友人。阿片の過剰使用で死亡した。 アニメ版ではセリフは無いものの左之助たちの回想で登場した。さらに、多少彼の死についての説明が異なり、何者かに身体に良い薬と騙されて阿片を摂取してしまい、気付いた時には手遅れだったということにされている。 銀次(ぎんじ) 声 - 森訓久 左之助の友人。癋見の螺旋鏢で怪我をさせられる。アニメ版の『左之助と錦絵』編では左之助のために偽赤報隊に関わりのありそうな情報を伝えている(この時の描写から左之助が元赤報隊であることは知っている様子)。 知(とも) 声 - 内藤玲 左之助の友人。癋見の螺旋鏢で怪我をさせられる。アニメ版の『左之助と錦絵』編では左之助のために偽赤報隊に関わりのありそうな情報を伝えている(この時の描写から左之助が元赤報隊であることは知っている様子)。原作の知とアニメ版の知は顔が違う(アニメ版の知と同じ顔の人物も原作に登場しているのだが、螺旋鏢で射抜かれた2人と顔が違う)。 修(しゅう) 左之助の舎弟。知と銀次を病院に連れて行き、経過を左之助に伝えた。その後も何度か登場し、人誅編後に高飛びしようとする左之助に頼まれて神谷道場へ左之助の居場所を伝えに来た。京都編でも彼らしき人物が恵の診察を受けているが、この時剣心を心配する余り意識散漫になった恵に鍼灸で頭を燃やされた。原作では左之助の舎弟で最も目立っていた人物なのだが、アニメ版では彼の登場した場面は全て知と銀次になっており、登場しない。
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