左京と左京区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:38 UTC 版)
「左京」とは、天皇の在所すなわち御所から見て左側の意。天皇は南面して高御座に座っていたので左は東になる。そのため北を上にした現代の地図上では右にありながら左京と呼ばれる。本来左京といえば平安京のうちの東側(洛陽または洛中)のことであったが、京都市の行政区として生まれた左京区は鴨川左岸の洛東(洛外)地域に当たる。現在はその後の市町村の統廃合により、さらに外縁の旧愛宕郡部を中心としたかなり大きなものとなっている(右京区が旧京北町と合併するまでは、京都市全11区の中で最も大きい面積の区であった。また当区の面積だけで大阪市全域よりも広い)。
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