富豪チーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/19 00:16 UTC 版)
「ソルジャーズ・アイランド」の記事における「富豪チーム」の解説
クレイグ・マッケンジー大尉 演 - クリスチャン・スレイター フルネームはクレイグ・ジェームズ・マッケンジー。かつてはアメリカ陸軍特殊部隊の現場指揮官で、部下を1人も犠牲にせず23もの特殊作戦を成功させた英雄だが、アフガニスタンでの任務で敵側にCIAエージェントがいる事を理由に作戦中止命令が出されたにもかかわらずリード救出のために突入を強行し、その廉で不名誉除隊となる。ツアーに参加する富豪たちの警護を引き受け、反乱軍と共に戦う。 マイク・リード大尉 演 - フレディ・ロドリゲス アフガニスタンでクレイグと共に戦った親友だが、彼と同じく不名誉除隊になった。妻子のために金を稼ぐべく、クレイグと共にスネーク島へ行くが、上陸直前にメイソンらのミサイルランチャーによる攻撃で船ごと爆破され戦死する。 ローマン・セント・ジョン 演 - ショーン・ビーン ロシアの実業家。レアメタルの闇市場でコルタンを売ってのし上がった人物で、海賊を撃退した経験もある。美女を幾人も囲っており、ツアーにも5人とも連れて来ようとした。 実はスネーク島出身者であり、レアメタルの商取引に関してルポ大佐に物申すべくツアーに参加していた。 グリモー・トゥーノー 演 - ヴィング・レイムス アフリカの武器商人。実戦経験の無い民間人だが軍人気取りで、ツアー参加前から常に迷彩服を着用し、訓練序盤では何かと富豪チームを指揮したがる。名前をもじって「グリム・リーパー(=死神)」と恐れられており、得物である特製の大型機関銃にもその名を冠している。 実は反乱軍だけでなくルポ大佐にも武器を大量に売っていたが、彼からは代金が支払われないため報復目的でツアーに参加していた。 トミー・シン 演 - ドミニク・モナハン ゲームデザイナー。VRアクションゲームの成功で富豪となる。精神科医に「ゲーム中毒だからもっと現実を体験しろ」と忠告され、リアルな戦場を経験するべくツアーに参加した。 当初は暇さえあれば自作のVRゲームに没頭したりと不真面目な態度が目立っていたものの、ルポ大佐の私兵部隊が行う大量虐殺を見て戦争によって生じる犠牲を知り、メイソンに負わされた銃創とグリモーが施した応急手当で実戦に伴う痛みを知り、最終決戦では手ずから銃を取り敵を射殺するなど、作中随一の人間的成長が窺える人物。 サミュエル・ハウスマン 演 - ジェームズ・クロムウェル 携帯電話会社のCEO。5回結婚して8人の子供を儲けたり、破産から立ち直ったり、2度も心臓発作で死にかけたりと、波瀾万丈な人生を歩んできた老爺。射撃が趣味で、「アイリーン」と名付けた愛用の猟銃を持参し富豪チームのスナイパーとして戦う。5人目の結婚相手との離婚裁判に際し、自分の死を以て血の繋がった子供たちに全財産を相続させるべくツアーに参加した。 最終決戦では、包囲された仲間を逃がすため自ら殿を引き受け、満身創痍となりつつも多数の傭兵を道連れに自爆、戦死する。 チャールーズ・ハーバート・ヴァンダービア 演 - チャーリー・ビューリー ウォール街の若手投資家。ヘッジファンドとサブプライムローンで財産を築いたが、その反面シンのようにリーマンショックで莫大な損失を出した資産家からは憎まれている。クレイグが「米国の紛れもない貴族」と評する通り、当初はツアーにまでも老執事を侍らせていたが、彼が長年休みたがっていた事もあり、訓練序盤に休暇を与えて帰らせた。 実はルポ大佐の内通者で、ヘッジファンドに将来性が無いと感じ、ルポ大佐の財務コンサルタントになるべくツアーに参加していた。最終決戦でシンに射殺される。
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