富裕層クラブの分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/01 03:30 UTC 版)
社交クラブ 富裕層同士の社交を目的とするクラブ。旧華族などが中心となった霞会館をはじめ、名士・実業家のための社交目的の倶楽部、東京倶楽部、大阪倶楽部、東京會舘、交詢社、東京アメリカンクラブ、アークヒルズクラブ、六本木ヒルズクラブなどがある。 いずれもクラブの建築物またはサロン空間を有し、飲食を提供し、クラブ名称自体が建物・建築またはサロンの空間を表す。 上位顧客クラブ ホテルの上顧客、百貨店の外商顧客、クレジットカード会社が発行する上位カード顧客、銀行のプライベートバンキングサービス顧客など、企業の上位顧客のために特別なサービスが提供されるクラブ。 ・ホテルでは帝国ホテルのカード会員クラブ、インペリアルクラブなど。 ・百貨店では三越の伊勢丹お帳場カード会員のクラブ。 ・クレジットカードではアメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード(通称ブラックカード)のクラブ、 ・銀行のプライベートバンキングでは、みずほFGのプライベートバンキングサービス、みずほプライベートウェルスマネジメントなどがある。 高級スポーツクラブ 入会金100万円以上で高級スパを備えるスポーツクラブは、フィットネスと健康管理をテーマとした、富裕層の現代の社交場となっている。 ・ホテルオークラ「オークラヘルスクラブ」 ・Park Hyatt Tokyo「クラブ・オン・ザ・パーク」 ・グランドハイアット「NAGOMI スパアンドフィットネス」 ・シェラトン都ホテル東京「都ヘルスクラブ」 ・コンラッド東京「水月スパアンドフィットネス」 ・リーガホテル東京「リーガヘルスクラブ早稲田」 高級医療倶楽部 アンチエイジングを目的として、富裕層向け高級医療サービスを提供するクラブ。 ・グランドハイメディック倶楽部 ・山王メディカル倶楽部 ・セコム健康倶楽部 富裕層雑誌クラブ 2000年代に多く創刊された会員制富裕層雑誌の読者を対象としたクラブ。雑誌は高額納税公示制度に基づいて2005年まで発行されていた高額納税者番付(リスト)を中心にダイレクトメールで届けられるか、高級ホテルなどに常備される。イベントを通じた会員間の交流があり、富裕層ブームの火付け役となったが雑誌低迷の流れで多くは廃刊に追い込まれ、クラブも消滅した。 【現在も運営する富裕層雑誌クラブ】 ・NILE’S NILE ・CLUB Concierge ・PAVONE 【無くなった富裕層雑誌クラブ】 ・SEVEN SEAS ・SEVEN HILLS ・VACATION 富裕層マーケティングクラブ ・NOBLE STATE データベース・マーケティング会社の株式会社ランドスケイプ が運営。 210万件の富裕層データベースをもとにダイレクトメールによるアンケートで富裕層会員を組織している。 ブランド企業などを招待した会員イベントを通じ、会員相互の交流に加え、会員とブランド企業の交流を促進するという特徴がある。 富裕層オンラインクラブ ・YUCASEE(ゆかし) ゆかしウェルスメディア株式会社が運営する準金融資産1億円以上の富裕層限定オンラインプライベートクラブ。 14万件の口コミ情報、会員同士のオンライン上の情報交換がある。
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