富谷大和拡幅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/27 23:34 UTC 版)
国道4号では、泉市七北田字大沢(現・仙台市泉区大沢3丁目)から、富谷市・大和町を経て、大衡村大衡に至る区間(事業区間:google マップ、事業延長:13.3km)で、総費用494億円をかけて「富谷大和拡幅」と呼ばれる4車線化(片側2車線化)事業が行われている。1972年度(昭和47年度)に事業化され、1976年度(昭和51年度)から工事が着手された。 黒川郡内の区間では、1991年(平成3年)に仙台市と富谷町(当時)との市町境から奥州街道分岐までの4.8kmが完成、1996年(平成8年)に高田橋を含む大和町内区間から大衡村内の国道457号との分岐までの3.2kmが完成、2000年(平成12年)3月に奥州街道分岐から富谷バイパスを経て富谷大橋南詰までの2.0km、および、高田橋南詰から南側の0.4kmが完成、2001年(平成13年)1月に富谷大橋を含む1.0kmが完成、同年9月にそれより北側の0.6kmが完成し、仙台バイパスから国道457号分岐までの国道4号が全線4車線化された。 「富谷大和拡幅」実施区間の国道4号は朝夕のラッシュアワーに渋滞していたが、この4車線化事業によりそれも解消され、新世紀・みやぎ国体(同年10月13日〜10月18日)への悪影響が避けられた。
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