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宮竹用水


宮竹用水
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宮竹用水
宮竹用水 疏水概要
疏水所在
能美市小松市一部(約2,480 ha

所在地域の概要
本地域は、石川県中央よりやや南側にあり、幾度となく氾濫繰り返して出来た手取川梯川の間に広がる手取川左岸扇状地である。人口は約6万人能美市:約4千人小松市一部:約1万千人)。丘陵地では、ベットタウンとして住宅団地建設され人口増加しており、辰口丘陵公園いしかわ動物園北陸先端科学技術大学院大学とする石川サイエンスパーク等が造成されるなど、開発進んでいる。平地においても、宅地開発人口増加徐々に進展しているが、管内各地には、まだ田園風景多く残っている。本地域の農業は、水稲中心に行われており、転作作物として、加賀丸いも大麦大豆作付けされている。大型ほ場整備進められ集団的優良農地確保され農用地の高度利用図られている。他産業としては、豊富な地下水活用目的とした先端企業多く進出している。また石川県伝統工芸一つである九谷焼一大産地でもある。

疏水概要・特徴
霊峰白山を源とする一級河川手取川より取水している。
明治32年昭和41年まで】  
能美市岩本町地内にある天狗壁に堰堤設置し隧道通って取水していた。戦後国営事業により水路改修着手したが、依然としてかんがい用水融雪頼りとし、手取川の自然流水依存し上流には白山堰堤(七ヶ用水)があることから、7月から8月にかけて水不足になり、水争い絶えなかった。
昭和42年〜現在】  
昭和36年より国営事業により、大日川ダム建設され、その貯水計画に基づき手取川右岸かんがいする七ヶ用水との分水協定締結されたことにより、長年続いた水争い終止符打たれた。ダム完成により、宮竹用水天狗堰堤及び随道廃止となり、七ヶ用水合口となる。白山市大国町地内を通る七ヶ用水分水工を設置し手取川の下を逆サイフォン横断し既設上郷用水接続となった。  
上郷用水山川用水下郷用水、得用水西川用水幹線用水路となっている。  
上流区間にある上郷用水では、クリーンエネルギーである自然の地形高低差活かした上郷小水力)発電所建設され平成7年から運転を開始している。  
また宮竹用水の下流では、ほぼすべてが梯川流れ込んでいる。梯川右岸地域には、排水機場10ヶ所設置し大雨時には機械排水行っている。(一部排水機場常時運転)


くわしい情報
宮竹用水
水土里ネットみやたけ(宮竹用水土地改良区
http://www.miya-you.or.jp
宮竹用水
宮竹用水


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