守山事件とは? わかりやすく解説

守山事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 13:58 UTC 版)

堀慶末」の記事における「守山事件」の解説

2006年平成18年7月20日、堀(当時31歳)はAとともに当時69歳女性1人暮らしていた名古屋市守山区脇田町住宅訪れ、かつてこの家をリフォームした建築会社(堀が勤めていた会社)の名前を騙り定期点検装って玄関から侵入被害者脅迫し、顔や首にガムテープ巻きつけたりしたほか、堀またはAが単独で、あるいは両名被害者の首を絞め被害者入院加療56日間怪我を負わせたほか、現金25,000円および耐火金庫など12点時価合計38万円相当)を奪った。 丙から家を追い出された後、堀は3歳年上の女性乙(27歳 - 28歳)に連絡取り名古屋中心部にある彼女の家に通うようになり、やがて彼女と亡父内妻、その母親とともに4人で生活するようになった当時、堀は四兄の下で働きながら生活していたが、乙の実家周辺に数件のパチンコ店があったことから、やがてパチンコ店入り浸り腰痛相まって仕事の量も減るようになった。そのため、四兄から給料前借りしたり、乙の貯金手を付けたりするようになった一方で同棲開始してから約2年後、乙の妊娠判明したが、後に乙は流産してしまい、パニック症発症したほか、堀とともにパチンコスロット没頭しするようになった2004年平成16年)夏ごろ、堀(当時29歳)は乙(当時32歳)とともに乙の実家出て名古屋中心部にあるマンション2人暮らしをするようになったこのころから堀はパチンコなどのギャンブルしなくなった一方、乙の行きつけだった飲み屋店主ダーツバー初めたことをきっかけに、ダーツ熱中しダーツプロ目指すようになった。しかし、約1年ほどして生活に慣れてくると再びパチンコ店出入りするようになり、2006年6月ごろには兄との確執腰痛悪化仕事しなくなった。また、同年7月7日ごろには中学校の同級生だった女性丁と再会し、彼女と頻繁に会って交際するようになり、肉体関係持った一方、かつて自身工事手掛けた「守山事件」の現場となった住宅について、「高齢女性1人暮らしで、金銭的に余裕ありそうだ」と考え、同宅に強盗に入ることを思いついた。そしてAに対し、同宅へ強盗に入ることを提案し事件起こす至ったとされるが、堀は被害者への殺意否定し、「Aが単独被害者の首を絞め自分制止したらようやくやめた。被害者供述調書(特に事件直後のもの)は、自分主張とほぼ一致している」と主張している。 守山事件後、堀は被害者宅から奪ったブランド物の財布貴金属などを質入れして換金したほか、残ったネックレス1個を丁にプレゼントしたその後パチンコ店ダーツバーに通う生活を続けていたが、丁への不満が積み重なったことから、同年10月11日には丁が長男当時7歳程度)のために管理していた預金(約67万円)に手を付け同月19日には長女当時5歳程度)の預金(約39万円)にも手を付けた。堀はそれらの金(約110万円)をギャンブルや乙の生活費として遣っていたが、2007年平成19年1月にそれが丁に露見し返済するために大工見習いとして働こうとした。しかし、最終的には堀自身仕事断り、さらに同年2月20日には偶然丁のキャッシュカード暗証番号知ったことから、同日から27日にかけて計170万円引き出した。そして3月2日にはこれが露見し、丁から「毎月10万円づつ返済する」と約束取り付けられ上で家を追い出された。『中日新聞』 (2012) によれば、堀はこのころ同居女性(=丁)から440万円借金背負い同居解消した」とされている。

※この「守山事件」の解説は、「堀慶末」の解説の一部です。
「守山事件」を含む「堀慶末」の記事については、「堀慶末」の概要を参照ください。

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