守山友芳とその周辺人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 05:52 UTC 版)
「当世書生気質」の記事における「守山友芳とその周辺人物」の解説
守山 友芳(もりやま ともよし) 小町田の同窓で親友。静岡県士族。在学中から東光学館という法学校で教授をしている。第8回で学校を卒業し、代言人となる。のち魁進党(モデルは立憲改進党)に入党。 モデルは岡山兼吉と関直彦。 守山 友定(もりやま ともさだ) 守山友芳の父。旧名は亮右衛門(りょうえもん)。静岡県士族。貿易会社の社員で金満家。 お袖(おそで) 守山友定の娘で友芳の妹。3歳のとき、上野戦争の際に母親のおかくとともに行方不明となった。 三芳 庄右衛門(みよし しょうえもん) 銀行を経営する富豪。43-44歳くらい。守山友定の友人。任那透一は妻の甥にあたる。 関良一は、モデルは逍遥とセンの結婚式で媒酌人をつとめた掛川銀行頭取の永富謙八だと推定している。 園田(そのだ) 三芳庄右衛門の銀行の社員。35-36歳くらい。静岡県士族で、友芳とは縁続き。お常を引き取って妾とする。 関良一は、モデルは掛川銀行社員で逍遥夫人センの養父である鵜飼常親だと推定している。
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