孫文陣営への参加とは? わかりやすく解説

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孫文陣営への参加

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 15:10 UTC 版)

樊鍾秀」の記事における「孫文陣営への参加」の解説

5月13日常徳盛の暫編第1師は呉佩孚命令により江西督軍新たに着任する蔡成勲護衛として同省南部派遣されることとなり、高とともにそれに従った。しかし、同年6月魯山県白朗残党の老洋人(張慶)が匪賊民衆2万人を扇動して河南自治軍」を称し山起義(中国語版)を起こす河南省戻り、豫西剿匪司令として全省剿匪司令靳雲鶚とともに鎮圧担当したが、樊鍾秀腹心の任応岐も河南自治軍に参加していたほか、靳雲鶚の1個団が壊滅させられるなど苦戦強いられていた。樊鍾秀は老洋人同郷であったことから、呉佩孚より交渉任され結果人質解放正規軍としての引き込み成功した樊鍾秀部隊陝西靖国軍では2個支隊3000人だったが、この時5個遊撃支隊、計5000人の兵馬にまでなっていた。8月27日陸軍少将昇進する12月第2混成団団長1923年民国12年5月2日呉佩孚の命により沈鴻英救援のため、常徳とともに再び江西省南下する樊鍾秀第一補充隊隊長任じられ河南自治軍から帰順した任応岐・陳青雲率いる2個支隊4個営を擁した樊鍾秀これを機に孫文陣営転じる決意をし、従兄弟慶斌を使者として広州向かわせるも、慶斌は帰途蔡成勲捕らえられ処刑された。樊鍾秀吉安県向かい南昌国民党アジト目指すが、北洋政府捜査壊滅した事を知り副官肖庭と王鼎洛を再び広州向かわせる肖庭らは万難を排して広州辿り着き元老一人凌鉞(中国語版)より孫文に引き合わされた。大元帥秘書長楊庶堪は方覚慧(中国語版)を樊鍾秀のもとにやり、広州到着次第10万元の報酬約束した11月6日大庾嶺にて孫文擁護広東革命陣営への参加自軍を討賊豫軍と称し総司令就任発表したそのまま古道中国語版)より嶺(中国語版)を越えて広東省入りし、11月9日沈鴻英三個師を制圧し南雄占領12日には韶関到着した。しかしその頃陳炯明反撃転じており、配下の洪兆麟(中国語版)・挙(中国語版)・林虎12日石竜鎮(中国語版)を制圧14日には広州近郊の石牌・白雲山・痩嶺に到達し大元帥府に迫りつつあった。14日夜、樊鍾秀孫文から陳炯明討伐への参加要請されると、早速兵を出して16日夜、黄沙駅到着しそのまま徒歩で大沙頭駅に向かい討伐戦参加。4列縦隊三日三晩戦闘の末、18日までに陳炯明軍を恵州追いやった。12月6日孫文より武功を讃え歓迎パーティー開かれたまた、妻と二人の子広州に住むこととなり、うち一子孫文より「得勝」と名付けられた。広州邸宅構えた際には、2000大洋補助された。 翌1924年民国13年1月中国国民党第1期候補中央監察委員選出されている。4月陳炯明再度反撃開始した29日孫文樊鍾秀東征右路総指揮、任応岐を前敵総指揮任じた30日樊鍾秀東江戦場へ赴き、陳炯明故郷であった海陸豊(中国語版)(海豊県陸豊市)を奪還5月、河源・平湖・竜崗攻め6月淡水平山占領東江平定した。7月凱旋した樊鍾秀部隊再編し、4個旅8個団、計8000人に拡充した。閻誥の兄の閻崗が第1旅(参謀長兼)、任応岐が第2旅、陳青雲第3旅、王鼎洛が第4旅旅長を務めた9月18日第二次北伐10月13日建国北伐先遣隊総指揮に任ぜられた。正面譚延闓総司令務め南雄出て大庾贛州進軍。側翼は樊鍾秀総指揮務め、仙嶺から山道迂回し吉安攻め進路取った最終的に、両路は南昌合流することとなっていた。この頃、討賊豫軍は建国豫軍に改組され、引き続き樊鍾秀総司令つとめた桂東県橋頭郷では待ち伏せ遭い一昼夜激戦大きな損害出した。任応岐の第2旅、陳青雲の第3旅は損害甚だしく戦闘継続困難だったため広州帰還した樊鍾秀残りの2個旅3000人を率いて包囲網突破し80日以上の行軍50上の大小戦闘四省5000余里の道のり経て長江渡河し、12月中旬胡景翼率い国民軍第2軍統治する河南省南部入りした。しかしそれから間もなくして20日光山にて孫文より天津へ向かうよう命ぜられる。ただし、実際翌年孫岳徐永昌国民軍第3軍天津攻略担当し樊鍾秀後述通り山西省に向かった

※この「孫文陣営への参加」の解説は、「樊鍾秀」の解説の一部です。
「孫文陣営への参加」を含む「樊鍾秀」の記事については、「樊鍾秀」の概要を参照ください。

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