始皇帝軍の武将たち
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「真・三國無双 MULTI RAID 2」の記事における「始皇帝軍の武将たち」の解説
本作の敵武将。始皇帝以外は隠しキャラクターとして転生可能、彼らは全員が始皇帝に従うわけではないが、それぞれの理由で三国連合軍と敵対する。 始皇帝(声:小山力也) 三国の闘気が集まったことで、世に復活した最初の皇帝。死者と魔獣の軍勢を率いて侵略を開始する。覇王編では項羽、妖仙編では西王母の悪しき半身「黄泉」と手を組む。自分以外のものは全て駒であるという思想の元、人命を物であるかのように弄び、目的のためならばどれほどの血が流れようとも意に介さない。また、三国連合軍と項羽や黄泉が戦っている戦場へ突如介入し、己の欲を満たすこともある。最初の姿は禍々しい容貌の老人だが、終章で若返り、最終的には巨大な怪物になった。しかし、力を結集した三国連合軍の前に力及ばず敗北、なおも執念で三国連合軍と戦おうとするも、英雄達の活躍により胸が裂け、消滅し、その飽くなき野心に遂に終止符が打たれた。 敵専用キャラクター(武将カードが入手可能)。瞬間移動や無数の衝撃波を同時に起こす攻撃など、プレイヤーキャラクターとはかけ離れた技を駆使して戦う。 なお、本作に登場する多くの始皇帝軍一般武将は、秦王朝と敵対関係にあった人物である。 項羽(声:田中一成) 武器:双刀 覇王編のみ登場。秦王朝を滅ぼした重要人物の一人であるが、始皇帝の手で虞美人と共に復活し、かつての夢「楚の再興」を果すために曹操の三国連合軍と敵対する。当初曹操の三国連合軍の烏合の衆の脆さと結束の弱さを見抜き、領土確保の為に各地に分散していた諸将の連携を一時的に断ち、曹操の三国連合軍を追い詰めたが、呂布の復活によって形勢が逆転、次第に追い詰められていき、垓下で曹操の三国連合軍と戦い、その局面での死は免れる(曹操には「さすが」と言わしめた)ものの、長安にて、曹操の三国連合軍と最終決戦を繰り広げ、死闘の末に敗北、最期は虞美人とともに散った。 覇王編の敵版項羽は常時覚醒状態で、覚醒前の彼は兜を被っていない 。 項羽軍一般武将は本来の項羽軍武将だけではなく、後に劉邦につく武将と、春秋と戦国の人物(楚以外の国を含む)もいる。 無双シリーズには本作以前にもPSPソフト『真・三國無双 2nd Evolution』に副将として登場している(姿はモブ猛将で武器・モーションは呂布と同様)。 虞美人(声:今野宏美) 武器:大飛輪 覇王編のみ登場。項羽と共に復活した彼の愛姫、彼の為に戦にも出陣する。戦う理由が似てるためか、あるステージでは貂蝉との会話イベントが用意されており、項羽は呂布のために戦う貂蝉を見逃す場面があった。劣勢に陥った項羽を助けるため、始皇帝の力で強化され、覇王編3章以降は覚醒してプレイヤーの前に立ちはだかる。 最期は長安にて、項羽と共に散った。 項羽と始皇帝は彼女のことを「虞」と呼ぶ。 西王母・黄泉(声:塩山由佳) 武器:水晶 妖仙編のみ登場。本作は蜀の深山にいた女仙で、始皇帝軍によって善と悪の半身が分離され、その悪しき半身「黄泉」が西王母を探すため始皇帝軍と手を組み、劉備の三国連合軍と敵対する。穆王には姓名である楊回と呼ばれる。 妖仙編3章にて、西王母は諸葛亮によって発見、保護され、穆王と黄泉との対決とその結果(相打ち)、そして、穆王と黄泉の最期を看取った。 プレイヤー版は西王母として登場。彼女が覚醒すると黄泉の姿になる。 穆王(声:私市淳) 武器:三爪圏 妖仙編のみ登場。周王朝の5代目天子。本来は西王母が黄泉を止めるために彼を召喚したが、もう一人の楊回でもあった黄泉を守るため劉備たちと敵対する。 覇王編3章の虞美人のように、妖仙編3章以降は覚醒してプレイヤーの前に立ちはだかる。 妖仙編3章にて、劉備の三国連合軍に保護された西王母と再会、黄泉と一騎討ちを行い、相打ちとなる。最期は劉備達と西王母に看取られ、消滅した。
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