大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督就任以降とは? わかりやすく解説

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大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督就任以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 03:01 UTC 版)

大植英次」の記事における「大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督就任以降」の解説

2001年亡くなった朝比奈隆後任として、2003年4月から大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督就任。なお、大植バトンタッチといった言葉好まず、いまだ生きている朝比奈隆の魂ともども音楽作ることを強調している。就任披露定期演奏会として、2003年5月9日5月10日ザ・シンフォニーホールマーラー交響曲第二番「復活」を指揮2005年3月20日サントリーホールでの就任後初の東京定期演奏会では、同じくマーラー交響曲第六番「悲劇的」を指揮した以後大阪フィルハーモニー交響楽団定期演奏会中心に近代曲やオペラなども取上げる同時にベートーヴェンブルックナーなどの大阪フィルハーモニー交響楽団従来より得意としてきレパートリーこなしている。なお、大植朝比奈直接対面することはなかったが、1973年朝比奈指揮した近衛秀麿版のベートーヴェン交響曲第3番衝撃受けている。また大植1995年1996年阪神・淡路大震災チャリティーのため大阪フィルハーモニー交響楽団指揮しており、のちに朝比奈から「今後機会あればよろしくたのみます」としたためられた手紙受け取っている。 2005年7月には東洋人指揮者として初めワーグナー作品の上演で知られるバイロイト音楽祭の本公演出演、「トリスタンとイゾルデ」を指揮し100年超える同音楽祭の歴史足跡残した。同楽劇は新演出さんざんに酷評され指揮評判しからず結果的に1年限り登板止まったスペインカタルーニャ州バルセロナ交響楽団常任指揮者兼アーティスティック・アドヴァイザーに2006/2007年シーズンから就任していたが、2009/2010年シーズンを以て終了した。他にも全米の主要オーケストラをはじめ、世界各地客演行っている。日本オーケストラでは、過去NHK交響楽団新日本フィルハーモニー交響楽団読売日本交響楽団広島交響楽団東京フィルハーモニー交響楽団東京交響楽団群馬交響楽団オーケストラ・アンサンブル金沢等を指揮したことがある東京フィルハーモニー交響楽団では、2014年3月の「創設100周年記念ワールドツアー率いている(後述)。2016年日本フィルハーモニー交響楽団指揮した際には、初共演にして「四季 (ヴィヴァルディ)」をチェンバロ弾き振りした。 そのエネルギッシュな指揮姿知られアメリカ時代から「エイジ・エクスプレス」と称する地域での音楽普及活動力を入れており、大阪でも活動続けている。大阪近鉄バファローズ阪神タイガース試合始球式行ったことがある。「楽しくなければ音楽ではない」と言いサイン会などで揮毫する際は「心音」という言葉を好む。 2006年より、大阪クラシックプロデュース。同イベント年々規模拡大され9月初旬大阪市風物となりつつある。2009年には入場者が5万人を突破した2012年3月をもって大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督退任。現在は同楽団桂冠指揮者2014年には東京フィルハーモニー交響楽団創立100周年記念ワールドツアー指揮ニューヨークマドリッドパリロンドンシンガポールバンコク2011年予定されていたが、東日本大震災のため延期されていた)。特にニューヨークではその熱演に客が総立ちになり、感極まった大植指揮棒客席投げ込む一幕もあった。

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