大阪ハーフマラソン
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「大阪国際女子マラソン」の記事における「大阪ハーフマラソン」の解説
大阪国際女子マラソンと同時開催されるハーフマラソン大会。2009年から、大阪国際女子マラソンとほぼ同一の主催・後援・協賛・協力で開催されている。男子選手も参加可能である。コースは、「スタート地点が大阪城公園東側(玉造筋)」「玉造筋で2回折り返し(舟橋町交差点南・玉造筋北端)」「長居公園内の長距離走路は反時計回り」である以外は、森ノ宮駅前交差点以南において大阪国際女子マラソンの復路と同じである。勝山通の区間で大阪国際女子マラソンの選手とすれ違う。制限時間はヤンマースタジアム長居 マラソンゲート前において2時間以内に通過しなければならない。国内のハーフマラソン大会においては、最も制限時間の短い大会である。 2020年大会においては気温上昇による影響で、2個所の給水ポイント用・紙コップが不足する事態が発生し、その地点で給水出来ないランナーが続出した為、後日事務局よりお詫びの文面が公式サイトに掲載された。また、翌2021年に予定されていた大会は、新型コロナウイルスへの感染拡大を防止する目的で中止された。 2年振りに再開されたは2022年の大会には、大阪国際女子マラソンでフルマラソンデビューや優勝などの実績を持つ福士加代子が出場。1時間16分4秒(女子の部30位)という記録で完走したことによって、22年間にわたる陸上競技生活に終止符を打った。なお、レース後には福士の引退セレモニーをヤンマースタジアム長居で開催。日本女子マラソン界における往年のトップランナーで、当日の大阪国際女子マラソンテレビ中継やYouTubeライブ配信に解説者として出演していた有森裕子・高橋尚子・野口みずき・千葉真子・増田明美・渋井陽子もセレモニーに揃って立ち会った。 歴代優勝者 優勝者の氏名・所属は当時、 優勝タイム は(当時の)大会記録。2009年以降、JAAF登録の部(男子・女子)のみ掲載。 開催日JAAF登録の部 男子優勝タイムJAAF登録の部 女子優勝タイム2009年1月25日 宮里康和(信太山自衛隊) 1時間09分44秒 嶋原清子( セカンドウィンドAC) 1時間13分15秒 2010年1月31日 山岡雅義(大塚製薬) 1時間04分04秒 田中千洋(大通) 1時間17分39秒 2011年1月30日 森本直人(山陽特殊製鋼) 1時間04分39秒 林田詩緒里(大阪芸術大学) 1時間15分18秒 2012年1月29日 幸田高明(旭化成) 1時間03分54秒 村山麻衣子(ヤマダ電機新潟) 1時間12分46秒 2013年1月27日 足立知弥(旭化成) 1時間04分54秒 田端沙紀(大塚製薬) 1時間13分01秒 2014年1月26日 鍋谷紀之(大阪府警察) 1時間03分55秒 樋口紀子(ワコール) 1時間12分44秒 2015年1月25日 幸田高明(旭化成) 1時間04分02秒 カプッチ・セリー・チェピエゴ(九電工) 1時間09分43秒 2016年1月31日 松尾良一(旭化成) 1時間04分13秒 伊藤舞(大塚製薬) 1時間10分27秒 2017年1月29日 芝田俊作(大阪府警察) 1時間03分05秒 小原怜(天満屋) 1時間10分02秒 2018年1月28日 伊藤和麻(住友電工) 1時間02分10秒 芦麻生(九電工) 1時間11分26秒 2019年1月27日 谷原先嘉(大阪府警察) 1時間02分48秒 岩出玲亜(ドーム) 1時間09分46秒 2020年1月26日 丸山竜也(八千代工業) 1時間01分58秒 吉川侑美(ユニクロ) 1時間10分29秒 2022年1月30日 井上大仁(三菱重工業) 1時間01分14秒 足立由真(京セラ) 1時間10分21秒
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