大阪ドームでの主催ゲーム
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「読売ジャイアンツ」の記事における「大阪ドームでの主催ゲーム」の解説
関東以東の球団が近畿圏各地でホームゲームを行う機会は1952年にフランチャイズ制度が確立してからはまれで、確立当初、球場難等を理由に西京極、大阪などでいくつかのチームが試合をした程度であった。特に1955年の大映スターズは西京極で15試合を開催し、事実上準本拠としていた(親会社の大映が京都太秦に撮影所を持っていたことも関係している)。 巨人もフランチャイズ確立前は近畿圏の球場でもホーム扱い(後攻)となる試合がまれにあったが、それが確立されてからは近畿圏でのホームゲームを行う機会は西京極球場でのオープン戦(主に対阪神戦)を除き、ほとんどなかった。しかし、1997年に大阪ドームが竣工し、同年には読売新聞大阪本社の創刊45周年も重なったため、ヤクルトを帯同した公式戦2試合を同球場で開いた。その後大阪ドーム(京セラドーム大阪)ではほぼ毎年開催するようになった。2002年以後は東京ドームで開く都市対抗野球大会の開催時期が8月下旬から9月初めに移動したためによる処置であった。2012年以後は都市対抗開催期間における長期ロード中の7月に組まれている。なお、2006年、2007年、2010年及び2013年は4月、2021年は9月に開催されている。2022年は8月末に開催予定である。また、2007年と2013年に関しては、同一リーグである阪神がフランチャイズとする兵庫県下(神戸)でも組まれた。2020年は公式戦では新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となったが、日本シリーズ期間中に東京ドームで都市対抗野球大会が行われるため、大阪ドームでの開催となった。 なお、対阪神戦は公式戦に限れば大阪・神戸では巨人・阪神のいずれの主催でも開催実績がない(オープン戦では阪神主催で神戸での開催実績がある)。
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