大西洋連邦機構と加盟国
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大西洋連邦機構 西ヨーロッパに存在する王政を廃した共和国群による連合体。通称は「連邦」。18世紀後期の市民革命で生まれた多数の共和制国家が、巨大な東側諸国の帝国に対する相互安全保障のための同盟・条約を経て誕生した連邦国家。領土的には帝国よりは小さいが、秘密条約や圧力外交などの手段も使って勢力を拡大してきた。選挙で選ばれた連邦議長が代表者を務めるが、各国の意見不一致による行動の遅さが目立つ。海運が盛んで経済力の強い海洋国家として国力では帝国を超えているが、各国の利害調整に手間取り帝国に先手をとられることが多く、過去の大戦で帝国を撃破したことは一度も無い。民族融和は進んでいるため、ダルクス人への差別は少ない。 第二次ヨーロッパ大戦時点ではガリアとは友好関係にあり、ガリア戦役ではコーデリア姫を保護するという名目で拉致して保護国にしようと画策し、ガリア内戦では親連邦派のギルベルトを総統とするガリア革命軍を秘密裏に支援するが、いずれも失敗した。 エディンバラ連合王国 ヨーロッパ大陸の北西に位置する島国。立憲民主主義制の王国で、国王は「君臨すれども統治せず」の立場を取る。建国は1000年以上前であり、市民革命もいち早く達成したという歴史がある。モチーフはイギリス。 帝国や合衆国が台頭するまでは世界の長と呼ばれていた。現在でも連邦加盟国の中で強い発言権を持ち、工業力・軍事力とも優れている。高度な訓練を経て統率の取れたエディンバラ軍は、連邦軍主力の最精鋭として存在感を示す。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}島国という地理的条件もあり、特に海軍についてはかつては世界一とも謳われた。一次大戦で海軍力は大きく失われたが、現在でも大航海時代から培われた操舵術・航行術は他国の追随を許さず、高い練度を有している。かつては世界最大の植民地支配国でもあった為、伝統的に外国人の受け入れも多く、入隊する人種は多岐に渡っている。[要出典]外人部隊も多く、クロードらが所属するE小隊もそのひとつ。 ビンランド合衆国 大西洋を挟んで西にある北ビンランド大陸の大半を占める新興大国。通称『合衆国』。モチーフはアメリカ合衆国。大西洋連邦機構に加盟しており、世論の反対から第二次ヨーロッパ大戦には参加していないものの経済的・技術的に莫大な援助を行う。E小隊の戦車ハーフェン号の製造国でもあり、「欧州は合衆国の実験場」と揶揄されるほど新兵器も多く供与している。ヴァルキュリアの素質を持つ人間の命と引き換えに大爆発を起こす「最期の炎」を利用したヴァルキュリア爆弾も開発した。レイリィ・ミラーの留学先。
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