大会ごとの特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 03:32 UTC 版)
「元祖!大食い王決定戦」の記事における「大会ごとの特徴」の解説
『元祖!大食い王決定戦』時代は、1月上旬と6月下旬または7月上旬に放送される年2回の新女王発掘戦(新人女性限定、以下「新人戦」)と、3月下旬または4月上旬(2017年は5月中旬)に放送される女王戦(Queens Match)、そして9月下旬または10月上旬に放送される最強戦(男女混合)(Kings Match)と、四半期・クールごとの年4回が放送されていた。なお新女王発掘戦と女王戦は文字通り女性限定であるため、男性は結果的に最強戦にしか出場権が無い。女王戦と最強戦においては、その時点での爆食女王(女王戦優勝者)と大食い王(最強戦優勝者)は予選を免除され、本戦へのシード出場権を得る。 女王戦と最強戦では、本選に先立って、東京および大阪で予選が開催される。2016年秋の最強戦では岩手での東北予選、2017年春の女王戦では福岡予選も開催された。それぞれの予選(第2代表決定戦、最終代表決定戦を含む)の勝者や、好成績を残し、将来性も期待された上で番組からの推薦を得た者が本戦への出場権を得る。予選の模様は、通常、本選放送日の前日の昼に放送される。 新人戦は、まず全国3~4カ所で地方予選を行い、それぞれの代表を決定する。代表選手同士による決勝(女王戦・最強戦と異なり45分)で勝利した者が優勝、新人王となる。新人王も、次に開催される女王戦または最強戦の予選を免除され、本戦へのシード出場権を得る。 新人戦は、過去に最強戦・女王戦の本戦(『TVチャンピオン』時代は含まない)に出場したことがない者のみエントリーできる規定となっている。そのため一定以上の実力がありつつも優勝を逃している者は、この新人戦において地方予選やその代表などとして複数の放送に亘って姿を見かける場合がある。 2010年9月放送分では、初の試みとして「男子新人王戦」が最強戦に先立って開催され、その模様が東西予選・本戦放送の前日(9月25日)に放送された。またその優勝者が(翌日放送の)最強戦の本戦に男性新人王として出場した。なお同大会では前回優勝の王者・佐藤綾里は引退を表明(2012年秋に撤回し復活)し、また女王・菅原初代は女王戦で初の三連覇を成し遂げたことにより「殿堂入り」となったことで、それぞれ出場しなかった。また、過去の本戦決勝戦進出経験者も出場しなかった。2012年9月放送分からは再び出場できるようになった。 2014年の春の女王戦及び秋の最強戦は、それぞれ前年までに本選出場経験のない選手のみが参加できる「爆食ニューヒロイン誕生戦」(女性限定)、「新世代最強戦」(男女混合)として開催された。なお、この年の女王戦の優勝者は、従来の「爆食女王」とは別枠の爆食ニューヒロインとして扱われたため、2015年春の女王戦「新爆食女王襲名戦」においては歴代の爆食女王の一人には数えられなかった(番組公式サイトでの紹介より)。 2014年6月には、テレビ東京の開局50周年特別企画として、世界大会となる『国別対抗!大食い世界一決定戦』(World Campionships)が放送された。以降、2017年までに4回開催された。すべての回で、決勝は日本対アメリカの対戦、4連続アメリカが優勝という結果となった。第1回大会の参加国は日本、アメリカ、ドイツ、タイの4ヵ国。各国4名の代表選手を選出し、ニューヨークでトーナメント形式の本選を行った。本選は参加国の協議によりすべて30分勝負で、1対1、2対2(2人が食べた合計で勝負する)、1対1の3本勝負で行うが、どちらかが2連勝した場合でも3本目の試合も行われた。 第2回大会(2015年1月放送)の参加国は日本、アメリカ、オーストラリア、中国の4ヵ国。前回同様の試合形式で、ロサンゼルスでトーナメント形式の本選を行った。 第3回大会(2016年1月放送)の参加国は日本、アメリカ、台湾、イギリスの4ヵ国。前回同様の試合形式で、ニューヨークで本選を行った。2連覇中のアメリカはシードとなり、他の3ヵ国によるリーグ予選の勝者と決勝で争う形式となった。 第4回大会(2017年1月放送)の参加国は日本、アメリカ、オーストラリア、イギリスの4ヵ国。前回同様の試合形式で、ニューヨークで本選を行った。4ヵ国総当たりのリーグ戦を行い、上位2ヵ国が決勝で争う形式となった。
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