多摩都市モノレール開業後
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「立川バス」の記事における「多摩都市モノレール開業後」の解説
1998年11月27日、多摩都市モノレールが上北台 - 立川北間で開業(先行開業区間)。これにより村山団地線・芋窪線・芝中団地線・南街線などが多摩都市モノレール線と競合することになり、上水営業所担当路線を中心に大幅な路線改変が行われた。さらに、2000年1月10日のモノレール延伸開業(立川北 - 多摩センター間)に合わせる形で全営業所の路線再編(一部路線は1999年11月に先行実施)が行われた。 立川駅 - 玉川上水駅間は主力路線の村山団地線と並行しており、通勤通学客の多くがモノレールに移行した影響は大きかった。少子高齢化などにより他地域の不採算路線をカバーしていた主力路線が大幅減収となったため、同社は企業再生の対象となり自主再建の道を選択した。 企業再建策として、2000年4月1日には分社化と不採算路線の管理受委託制度を開始し、分離子会社としてシティバス立川を設立。拝島営業所内にシティバス立川拝島営業所を置き、同年10月1日より福生団地線を移管、4路線の運行を委託した。同時に9月30日をもって国立営業所を閉鎖し3営業所体制とするなど、再建に向けてさまざまな経営合理化が行われた。さらに2008年11月には、高速バス路線と田中町団地線もシティバス立川に移管した。 2000年代に入ると、立川駅周辺の再開発による発展、日産自動車村山工場跡地のダイヤモンドシティ・ミュー(現:イオンモールむさし村山)開業、宗教施設「真如苑応現院」の進出などが後押しし、企業再建は着実に進んだ。2006年には応現院シャトルバス輸送のため曙営業所が新設されている。 2018年7月1日に福生営業所を新設し、拝島営業所および瑞穂営業所を閉鎖。両営業所の機能は福生営業所に統合され、担当路線は移管された。同時にシティバス立川を吸収合併し、同社担当路線はすべて立川バスが運行することとなった。
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多摩都市モノレール開業後
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1998年(平成10年)11月27日:多摩都市モノレール線上北台駅 - 立川北駅間が先行開業。 1999年(平成11年)10月1日:多摩都市モノレール開業に合わせ、武蔵村山市内循環バスを再編。愛称が「MMシャトル」となる。 2000年(平成12年)1月10日:多摩都市モノレール線立川北駅 - 多摩センター駅が延伸開業。 4月1日:分離子会社としてシティバス立川を設立。 7月13日:空港連絡バス羽田空港線を運行開始。 9月30日:国立営業所が廃止。 10月1日 - シティバス立川が乗合バス事業を開始、拝島営業所から福生団地線を移管。 2001年(平成13年)1月:シティバス立川が貸切バス事業を開始。 12月1日:昭島市コミュニティバス「Aバス」運行開始、拝島営業所が受託。 2002年(平成14年)12月:立川市コミュニティバス「くるりんバス」運行開始、上水営業所が受託。 2003年(平成15年)3月:国立市コミュニティバス「くにっこ」運行開始、上水営業所が受託。 2006年(平成18年)3月:真如苑の宗教施設「恒明湧祥之舎応現院」へのシャトルバス輸送のため、曙営業所を開設。 2007年(平成19年):拝島営業所で「リラックマバス」運行開始。 2008年(平成20年)日付不明:PASMOを導入(上水営業所、拝島営業所、瑞穂営業所、曙営業所、シティバス立川)。 3月29日:国分寺市コミュニティバス「ぶんバス」西町ルート(国立駅北口発着)運行開始、上水営業所が受託。 11月16日:空港連絡バス成田空港線・羽田空港線、「シャルム号」をシティバス立川へ移管。 2013年(平成25年)1月:本社ビル1階に「立川バスライブラリー」を開設。 11月22日:高速バス立川飯田線を運行開始。シティバス立川が担当(京王バス南・伊那バス・信南交通と共同運行)。中央高速バスに参入。 2015年(平成27年)10月:本社ビル改修工事に伴い「立川バスライブラリー」を閉鎖。 2016年(平成28年)11月:「立川バスライブラリー」がリニューアルオープン。 2018年(平成30年)7月1日福生営業所を新設。 拝島営業所と瑞穂営業所を廃止、福生営業所へ統合。 立川バスがシティバス立川を吸収合併。 8月18日:高速バス御殿場線(立川駅・パレスホテル立川・矢川駅 - 御殿場プレミアム・アウトレット)運行開始。土日祝日のみ運行。 2020年(令和2年)4月11日:新型コロナウイルス感染症の影響により、空港連絡バス成田空港線がこの日から全便運休。 4月19日:新型コロナウイルス感染症の影響により、高速バス立川 - 飯田線がこの日から全便運休。 2021年(令和3年)10月1日瑞穂町コミュニティバスが運行開始予定福生営業所が受託(瑞穂町福祉バス廃止に伴う自治体交通)
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