呪いの取得者及び関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 02:24 UTC 版)
「神さまの怨結び」の記事における「呪いの取得者及び関係者」の解説
櫻(さくら) クビツリの仲介による「怨結びの呪い」の最初の犠牲者。小学生の頃から胸の発育がよく、同級生の「稲葉」より巨乳を執拗にからかわれていたことから「稲葉」を消失させることを願っていたところ、クビツリと遭遇する。「稲葉」との初体験の最中に片想いの裏返しとして自分をいじめていたことに気付くも、「怨結びの呪い」が発動して「稲葉」を消失させてしまい、自身も代償として恋愛感情を喪失した。 現在は「少年八課」所属の刑事となり「怨結びの呪い」を解明するべく蛇を追っている。 安登 まつり(あとう まつり) 学校での「委員長」で予備校でも看板と呼ばれるほど成績優秀。千石揺を虐待から救うために彼の義父を消失させることを望んで「怨結びの呪い」を図るも、千石揺は彼女を助けようとして義父を殺してしまい、その罪から彼を救うため怨を結び、代償として自身の魂を喪失した。名無(なな) 被害者の会の代表。代償で自我を失ったまつりの体に、まつりの流産となった子供の人格が宿った模様。 千石 揺(せんごく ゆるぎ) 安登まつりのクラスメイト。男性。母親を亡くし(実の父親については不明)、その再婚相手の義父に虐待を受けており、学校も欠席してアルバイトで生計を支えている。後に義父が「怨結びの呪い」を図る安登まつりの誘いに乗り彼女を襲おうとしていたところを助けに入り、結果的に義父をバットで撲殺してしまう。 乙梨 叶(おとなし きょう) クラスメイトにいじめられている少女。いじめの一環として面白半分に「怨結びの呪い」をかけるよう唆されていたところクビツリに遭遇し、彼に叱られたことで恋愛感情を抱くようになる。普段は天然気味でおっとりした様子だが、好きな相手に対しては強く執着し、邪魔者の殺傷や性的な献身も厭わないヤンデレ気質。巨乳で陥没乳首。 如月 千緒子(きさらぎ ちおこ) 両親を亡くした後、自身を育ててくれた年齢の離れた従兄弟に、衝動的に呪いをかけてしまった少女。その後、親族の元で生活するが虐待され自殺未遂を起こし、被害者の会の女性でその日面倒を見られる者の許に泊まっている。後悔に苛まれており、再びクビツリと会った際も蘇りを懇願していた。 美影(みかげ) 廃墟巡りを好む少女。廃墟で偶然会った冬輝に会う内に、惹かれていった。呪いを得るが結局使わず呪い返しとなった。 冬輝(ふゆき) 女装を好む男子。優等生。女装した自分を撮るために学生寮を抜け出して、廃墟で写真を撮っていた。 江西 知霧(えにし ちぎり) 男嫌いの女子学生。伊織の彼氏に性行為を強要されたが、逆に彼氏を奪ったと決めつけられ学内で孤立し、いじめの標的にされていた時、浦見台と知り合う。徐々に浦見台に対し好意を抱くようになり、彼をいじめる者から守るため呪いの重ねかけを行った。呪いをかけるたび自身の存在が消えていき、最後には和解した母と浦見台のみに見えるだけとなった。 浦見台(うらみだい) 知霧の同級生。男性。日根岸たちに苛められている。苛められている不満をノートに書いていた。 伊織 知霧の友人。彼女の彼氏が知霧に酒を飲ませ性行為を強要した。 太志 知霧の継父。最初から知霧を狙っており、彼女を強姦した後に怨結びの呪いによって消失した。消失する前に知霧に写真たてで頭を殴打されていた。 江西知恵美(えにし) 知霧の母。元夫に似ている知霧を無意識に遠ざけていた。知霧には元夫が亡くなったと嘘をついていた。 日根岸 浦見台をいじめていた。知霧によって、仲間2人と後に自身も消失させられた。 鳥羽 渚(とば なぎさ) 美術部所属。女性。勲の結婚を聞いて、怨結びによって勲を脅迫して肉体関係を持つ。郷地と怨を結び左手を遺し消失した。 郷地 勲(ごうち いさお) 美術部顧問。彫刻を得意とする。手に拘りを持つ。後に蛇から怨結びをもらう。 霞(かすみ) 郷地の妻。郷地の妹の友人でもある。 宇良上 月乃(うらうえ つきの) 日向の妹。オカルトを好む。姉に憧れと共に無意識に憎悪も持っていた。リサの提案で亡姉を呼ぶ降霊術を行った後、自身を日向と思うようになる。実際には日向の日記を隠れて読んでいたことによる、自己暗示だった。日記だけでなく、SNSやプライベートなことも見て知っていた。囃と怨を結んだあと、事故に遭い、顔の右側に消えない傷ができる。 天野 リサ 月乃の友人。荏原学園高等部1年。月乃の変貌に衝撃を受け、少年八課の相談窓口に連絡する。 宇良上 日向(うらうえ ひなた) 月乃の姉。交通事故で死亡した。なお、成仏しておらず霊として月乃の傍らで終始見守っている。 安登 囃(あとう はやし) 生前の日向と付き合っていた。まつりの弟。日向とは、まつりの卒業アルバムによく映っていることから話を聞くために会い、そこから付き合うことになっている。月乃との怨結びによって自身の中の、日向の存在がなくなっている。
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