各棟・施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:55 UTC 版)
会議棟 東展示棟 西展示棟内 アトリウム 青海展示棟 会議棟(北緯35度37分47.7秒 東経139度47分38.4秒 / 北緯35.629917度 東経139.794000度 / 35.629917; 139.794000 (東京国際展示場会議棟)) 東・西展示棟をつなぐ中心施設。高層部の逆三角形の形態でシンボル的存在となっている。2階の正面玄関・エントランスホールから外に伸びるペデストリアンデッキは、東京ビッグサイト駅と有明客船ターミナル、そして国際展示場駅方面への緑道に接続する。 1,000人を収容する国際会議場や、大小22の会議室と、商業施設があり、東展示棟へ通じる北コンコースにはレストラン街がある。会議棟の特徴的な逆三角形の壁面には日本製鉄のTranTixxiiチタンが使用されており、東京湾に面した腐食環境にあって竣工当初の美観を保っている。 東展示棟(北緯35度37分54.3秒 東経139度47分51.7秒 / 北緯35.631750度 東経139.797694度 / 35.631750; 139.797694 (東京国際展示場東展示棟)) 90m×90mのホールが3つずつ、計6つの展示ホールがガレリアをはさんで向かい合っている。各3つのホールは間仕切りを取り払い、連結することができる。ガレリアの2階にはレストランが並んでいる。エントランスホールからはやや距離があり、連絡通路にはオートウォークが設置されている。東1〜6の展示面積:58,560㎡ 東新展示棟(暫定設置・地図) 2016年10月に稼働を開始した展示棟。案内上は東展示棟の一部だが独立して建設されており、東3・6ホールと道路を挟んで接続している。地上1階建てで11,680m2の東7ホールと3,080 m2の東8ホールという大小2つのホールがあり、間にあるリンクスペースを組み合わせることで1つのホールとして使用可能となる。東7-8の展示面積:14,760㎡ 西展示棟(北緯35度37分44.1秒 東経139度47分41.7秒 / 北緯35.628917度 東経139.794917度 / 35.628917; 139.794917 (東京国際展示場西展示棟)) 1階と4階に2つずつ、計4つのホールがある。1階の各ホールはアトリウムを取り囲むようにL字型をしており、4階は2つのホールと屋上展示場が並ぶ。4階ホールへは1階アトリウムからのエスカレーターと2階エントランスホールからのエスカレーターが、4階屋上展示場へは外階段がある。1階には屋外展示場が隣接していたが、2015年より南展示棟が建設されるため廃止された。西1〜4の展示面積:29,280㎡ 南展示棟(北緯35度37分36.6秒 東経139度47分44.8秒 / 北緯35.626833度 東経139.795778度 / 35.626833; 139.795778 (東京国際展示場南展示棟)) 西展示棟の南側、屋外展示場の敷地に建設され、2019年7月に開業した展示棟で、西展示棟からは2階コンコースまたは屋上展示場と直結している。西展示棟同様に1階と4階に2つずつ、計4つのホールがあり、各階とも1つのホールとして連結使用可能となっている。北端側にインフォツリーがあり、ビジネスセンターや会議室・レストランなどがある。南端側には7階建ての立体駐車場(収容可能台数普通車349台車椅子用8台)が併設されている。南1〜4の展示面積:20,000㎡ レストラン・ショップ レストランは東展示棟ガレリア2階に5店舗、エントランスプラザから東展示棟に向かう北コンコースの1階に5店舗、西展示棟の2階から1階へ向かうエスカレーター脇に1店舗ある。会議棟内には8階に1店舗、西展示棟1階を出た会議棟真下にフードコートがあるほか、エントランスプラザとイベントプラザにカフェが各1店舗ある。 コンビニエンスストアはガレリアにファミリーマート、エントランスプラザにローソン、イベントプラザにセブン-イレブン、インフォツリーにローソンが出店している。2003年のビッグサイト開業時はファミリーマートがイベントプラザ店、am/pmがエントランス店とガレリア店の2店という体制だったが、2010年にファミリーマートがエーエム・ピーエム・ジャパンを吸収合併したのに伴い、am/pm2店舗がファミリーマートに転換したため、3店舗全てがファミリーマートに統一、2015年4月までこの状態が続いた。その後2015年6月5日からエントランス店がローソンに、同年7月27日からイベントプラザ店がセブン-イレブンにそれぞれ転換している。なお、ファミリーマートガレリア店は営業を継続している。 このほかエントランスホールには大型荷物の預かりや後述するビッグサイトカード(館内及び周辺施設のレストラン・コンビニエンスストア・売店・自動販売機で使える専用プリペイドカード)の販売、来場記念土産の販売を行っているサービスコーナー、コピーやレンタルPCスペース、データ出力や名刺作成などビジネスサポートを行うビジター&ビジネスセンターが配置されている。 青海展示棟(北緯35度37分40.7秒 東経139度46分51.5秒 / 北緯35.627972度 東経139.780972度 / 35.627972; 139.780972 (東京国際展示場青海展示棟)) 後述の通り2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、東展示棟が2019年4月から2020年11月まで使用不可になるのを受けて、東京テレポート駅近くに建設され、2021年11月26日まで期間限定で運用された仮設の展示棟(オリンピック1年延期のため運営期間も1年延長された)。2つのホールで構成され、有明地区との往来は徒歩・りんかい線・ゆりかもめのほか、無料シャトルバスの運行も行われた。青海A・Bの展示面積:23,240㎡
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