制御客車・中間車とは? わかりやすく解説

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制御客車・中間車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/30 09:18 UTC 版)

スイス国鉄Re450形電気機関車」の記事における「制御客車・中間車」の解説

本機製造あわせて同形態の制御客車中間車製造され固定編成組んでおり、これらはチューリッヒ近郊での混雑対応するため全て2階建てであり、通常機関車とB(2等車)、AB(1/2等合造車)、Bt2等制御客車)の4両で編成組んでいる。各形式車番製造両数製造年以下の通りB 26-33 000-114 - 115両 - 1989-97年 AB 36-33 000-114 - 115両 - 1989-97年 Bt 26-33 900-999、Bt 26-34 900-914 - 115両 - 1989-97年 客車車体はSWP、台車SIG運転用電気機器ABB製造担当しており、車体長は26800mm、制御客車の後位側前頭部はRe450形と同形態で運転室長2600mmとなっている。乗降口車体前後台車上部に有効幅1900mm(制御客車運転台後部のみ1400mm)の広幅プラグドア設置され、低いホーム対応するため設置されレール面上高690mmの折畳式ステップから高さ230mmのステップ2段を経由して床面高1150mmの平屋客室デッキ上りデッキから階段2階客室および1階客室つながっている。デッキからの1階/2階客室への階段はいずれレール方向ストレートのもので、デッキから見て右側1階客室への階段が幅1030mm、左側2階客室へのものが幅1150mmとなっている。また、平屋客室の車端部は高さ1060mmの連結器バッファ避けるためにスロープにより1275mmまで嵩上げされている。 1等2等室ともに客室2+2列の4列の固定式クロスシートで、2等室のものは、樹脂ヘッドレスト肘掛付ものでシートピッチは1650mm、1等室のものは布貼のヘッドレスト肘掛付のものでシートピッチは2000mmとなっている。客室配置はB 26-33 000-114号車Bt 26-33 900-999、Bt 26-34 900-914号車2階客室の後位側約1/3が2等喫煙室でその他は2等禁煙室、1/2等合造車のAB 36-33 000-114号車1階客室1等禁煙室、2階客室の後位側約1/2が喫煙1等室、2階客室の前位側約1/2と平屋客室2等禁煙室で、喫煙室と禁煙室仕切り壁は開戸も含め全面ガラスのものとなっている。また、中間客車平屋客室の前位側車端部には片側1ボックス座席折畳座席手荷物スペースが、後位側車端部には機器室および便所設置されており、制御客車の前位側車端部には機器室折畳座席手荷物スペース設置されている。 編成での座席定員1等81人、2等306人の計387人である。 連結器Bt 26-33 900-999、Bt 26-34 900-914号車運転台側がRe450形と同じ自動連結器、その他がねじ式連結器で、角型バッファ左右、フック・リングが中央にあるタイプとなっている。 台車SIG製で、軸距2500mm、車輪径920mmで枕ばね空気ばね軸ばねコイルばねとした軽量台車で、軸箱支持方式オイルダンパ付の軸式、基礎ブレーキ装置ディスクブレーキ装備するほか、中間客車は後位側、制御客車は前位側の台車中央のレール上部渦電流式レールブレーキ装備する塗装はRe450形と同じく青色ベースで、正面赤色1、2階の窓間が白であり、扉は当初黄色、後に赤色となっている。 室内出入り口部および客室妻面が濃いクリーム色客室壁面および天井がライトグレーとなっており、座席モケット2等室のものが明る青色1等室のものが青色となっている。 主要諸元以下の通り軌間:1435mm 最大寸法全長26800mm、車体幅2780mm、屋根高4600mm 軸距:2500mm 車輪径:920mm 台車中心間距離:20000mm 自重:48t(B 26-33 000-114号車)、49t(AB 36-33 000-114号車Bt 26-33 900-999、Bt 26-34 900-914号車座席定員:B 26-33 000-114号車2等136名 AB 36-33 000-114号車1等81名、2等38Bt 26-33 900-999、Bt 26-34 900-914号車2等132最高速度:130km/h ブレーキ装置空気ブレーキ渦電流レールブレーキ

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制御客車・中間車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/06 02:56 UTC 版)

BLS AG RBDe565形/RDBe566形電車」の記事における「制御客車・中間車」の解説

本機製造あわせて同形態の制御客車中間車製造され編成組んでいる。なお、中間車には1957-63年製のEW I客車自動扉化などの小改造塗装変更した車両使用されている。 19941995年にはEW I客車車体2分割して間に低床式連接車体を挿入したバリアフリー対応、2車体3台車のB 600形通称「B Jumbo」)が31製造され編成組み込まれている。 制御客車・中間車の各ロットの機番と製造所属製造年以下の通り BLSグループBLSレッチュベルク鉄道車両 ABt制御客車座席定員1等242等39名、自重35.8t)954-955 - BLS - 1981-82年 971-972 - SEZ - 1981-82年 982-986 - GBS - 1981-82年 992 - BN - 1981-82年 956 - BLS - 1984-85年 973-974 - SEZ - 1984-85年 987-989 - GBS - 1984-85年 995-996 - BN - 1984-85年 975 - SEZ - 1991-92年 979 - GBS - 1991-92年 995-996 - BN - 1991-92年 B(中間車座席定員80名、自重35.0t)770-773 - SEZ - 1981-82年 780-783 - GBS - 1981-82年 790 - BN - 1981-82年 700 - BLS - 1984-85年 784-786 - GBS - 1984-85年 791,792 - BN - 1984-85年 B(中間車、B Jumbo)600-615 - BLS Lötschbergbahn - 2004-07年 EBTグループ、ミッテルランド地域交通車両 ABt制御客車)927-933 - EBT - 1984-85年 962-965 - VHB - 1984-85年 982-983 - SMB - 1984-85年(2002年に930-942に改番) 934 - EBT - 1991-92年(2002年に990に改番) B(中間車)511-514 - EBT - 1984-85年 560 - VHB - 1984-85年 585 - SMB - 1984-85年(2002年に930-942に改番) B(中間車、B Jumbo)520-524 - RM

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