初代 JW1/2/3/4/JA1/2/3型(1985-1998年)
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「ホンダ・トゥデイ (自動車)」の記事における「初代 JW1/2/3/4/JA1/2/3型(1985-1998年)」の解説
先代の乗用モデルは軽ボンネットバンの派生モデルだったが、セカンドカー(特に女性の運転する車)として企画され、乗用専用設計としてフルモデルチェンジされる。初代よりロゴは英小文字を使用したデザインだったが、2代目では更に変更され、より女性向けのおしゃれな感覚を表現したものとなる。サスペンションは方式(前:ストラット・後:車軸式・FF車)こそ変わらないものの、より乗用車らしい乗り心地に進化した。CM出演者は牧瀬里穂。 1993年1月26日 2ドアモデルが発表。 1993年5月7日 「トゥデイ アソシエ」(Associe)と名付けられた4ドアモデルが発表。 2ドア、4ドア共に、ボディ形状が先代のハッチバックとは異なり、独立した荷室となるトランクを採用したセミノッチバックとなった。これは初代Miniや、かつて同社から発売されていたN360(2ドアセダン)や初代ライフ(2/4ドアセダン)、初代シビック(2/4ドアセダン)等で使われていた手法で、「ほとんどの積み荷が日常の手荷物程度である」事を理由として、バンとは一線を画す乗用車を主張していた。しかし、このトランクは後述の特異なリアサスペンション構造により絶対的なスペースが小さく、使い勝手も悪かった事から市場には不評であった。尚、パワーウィンドウは、前席のみであり、4/5ドアモデルの後席は手動式ウィンドウである。 エンジンは先代から継承するE07A型で、キャブレター仕様の廃止に伴い、全グレードがPGM-FI仕様となった。更に、ビートに搭載されたMTREC(ツインマップ燃料噴射制御&各気筒独立スロットル機構)仕様のエンジンをデチューンし(58PS)搭載したモデル(前期「Xi」、後期「Rs」)もあった。このMTRECは、同機構のスロットル開度とエンジン回転数とで燃料噴射量を制御方法(θTH-Ne)は、F1エンジン等でも使用されているものである。また、MTREC車のみ3本スポークステアリング、タコメーターが装備される。 1996年2月16日 - マイナーチェンジ 不評だったトランクがオーソドックスなハッチバックに変更され、前期型の2ドアモデルは3ドアに、4ドアモデルは5ドアとなった。CM出演者は飯島直子に変更。 1974年以来の名前を復活し1997年4月18日に発表された2代目「ライフ」には、当代の主要コンポーネントが流用され、型式も同じJA4であった。 1998年9月 軽自動車規格が変更される直前に、3代目「ライフ」に事実上統合される形で製造・販売を終了した。この事を機に、ホンダのラインアップにおいて、機械式立体駐車場に入庫可能な軽自動車(4人乗り)が、2015年7月にN-ONEのマイナーチェンジで低全高タイプの「G・LOWDOWN」・「Premium Tourer・LOWDOWN」が設定されるまで一時消滅していた。 前期型 アソシエXi 前期型 アソシエGi 前期型 アソシエGi 前期型 アソシエGi 車内 後期型 5ドアLf 後期型 5ドアLf
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