初代 K10型系とは? わかりやすく解説

初代 K10型系(1982年 - 1992年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 00:08 UTC 版)

日産・マーチ」の記事における「初代 K10型系(1982年 - 1992年)」の解説

1981年10月開催され第24回東京モーターショーに「NX-018」の名で参考出品長期に渡るプレキャンペーンが展開され一般公募により車名が「マーチ」と決定された後、1982年10月発売された。 イメージタレント近藤真彦起用されキャッチコピーは「マッチマーチ」「スーパーアイドル」(いずれも前期型)。 開発は、当時東京都杉並区荻窪にあった荻窪事業所にて行われた初代マーチはその荻窪事業所開発され新車種として最後に開発され発売され車種である。開発主管は旧・プリンス自動車出身伊藤修令務めた基本デザイン世界的に著名なデザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロが行い、生産向けて社内デザイン調整が行われた。 生産面にても新型車の日産自動車史上としては異例づくしで、新工場の建設行い村山第3工場月産能力2台(当時)や自社系列外発注新規取引先拡大生産工程における車体塗装組立に(当時としては世界水準越える)216台の大幅な産業ロボット導入した。これにより低原価格、高品質低コストをめざし、従来車よりマーチ高品質低価格貢献した当初搭載されエンジンは、MA10S 987cc電子キャブレターECC仕様 (E-K10)。グレードもE(基本性能徹しビジネスユース特化したモデル)・L(基本的車種ファミリー若者実用車)・S(トリップメーター標準装備し、機能内装充実図ったモデル)・G(最上級モデル)の3ドアハッチバック車4種類けだったが、後にグレード充実化されキャンバストップ車や5ドアハッチバック車、MA10ET 987 cc水冷ターボECCSエンジン搭載したターボ」、MA09ERT930cc空冷式インタークーラーダブル過給機付きECCSエンジン搭載しビスカスLSD標準装備モータースポーツ対応したR、そのグランドツーリング版のスーパーターボなどの車種登場した主な派生車種は、パイクカーの「Be-1」BK10型、MA10Sエンジン搭載・「パオ」PK10型、MA10Sエンジン搭載・「フィガロ」FK10型、MA10ETエンジン搭載や、レーシングフォーミュラーカーの「ザウルスジュニアNSJ-91型、MA10Eエンジン搭載などが挙げられるパイクカー人気高く、特にBe-1中古車市場リセールしたほうが本体購入価格より倍近い値段がつくということで「財テクカー」と呼ばれた

※この「初代 K10型系(1982年 - 1992年)」の解説は、「日産・マーチ」の解説の一部です。
「初代 K10型系(1982年 - 1992年)」を含む「日産・マーチ」の記事については、「日産・マーチ」の概要を参照ください。

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