初代 KJ(2001-2007年)
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「ジープ・リバティ」の記事における「初代 KJ(2001-2007年)」の解説
2001年に北米でのXJチェロキーの後継車として発売。コンセプトカーのジープスターとダカールをもとにデザインされた。 エンジンは、V型6気筒 3.7 Lパワーテックエンジンが搭載され、2006年モデルからは直列4気筒 2.4 Lパワーテックエンジンが搭載された。また、2005年、2006年モデルにはVMモトーリ(英語版)製のR 428 DOHC 直列4気筒 2.8 Lコモンレールターボディーゼルエンジンも搭載された。北米ではディーゼル乗用車はあまり馴染みがないが、試験的に導入された。ディーゼルモデルは販売開始1年で10,000台を売り上げ、販売予想台数を大幅に上回った。しかし、2007年にはアメリカのディーゼル排出基準が強化され、VMモトーリ製のエンジンが適合できなかったため、ディーゼルモデルの販売は中止された。 また、欧州市場向けの輸出車両には、2.5 Lコモンレールディーゼルエンジンを搭載した商用車が存在し、リアドアにはガラスが設置されておらず、また後部座席部分は平らな荷室となっている。 トランスミッションは、42RLE 4速オートマチックトランスミッションに、ニュー・ベンチャー・ギア製のNV1500およびNV3500 5速マニュアルトランスミッションと、NSG370 6速マニュアルトランスミッションが組み合わせられる。また、コモンレールディーゼルエンジン搭載車には、メルセデス・ベンツ製のW5A400 5速トランスミッションが組み合わされた。 駆動方式は、四輪駆動で、パートタイムコマンド・トラック4WDと、フルタイムセレック・トラック4WDの2種類が用意された。 2001年10月13日には日本での販売を開始。 生産はアメリカのほか、エジプト市場向けにArab American Vehicles社によって製造され、ベネズエラ市場向けにバレンシアで製造されている。
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