初代 JZS14#型(1991年-1997年)
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「トヨタ・アリスト」の記事における「初代 JZS14#型(1991年-1997年)」の解説
1991年10月発売。同時期に発売されたクラウンマジェスタとはシャシー、メカニズム等を共有する姉妹関係にあり、ボディデザインはイタルデザインにてジャガー・XJ40とプロトモデルのジャガー・ケンジントンをベースに制作され、トヨタのテイストに合わせ量産向けにリファインしたものが採用された。クラウンマジェスタが4ドアピラードハードトップだった反面、アリストはプレスドアを持つ4ドアセダン。キャッチコピーは初期が「創世・アリスト」、1993年1月以降は「走りを忘れた大人たちへ。」 ツインターボの2JZ-GTE型(280PS)の「3.0V」、NAの2JZ-GE型(230PS)の「3.0Q」(いずれも直6 3.0L DOHCエンジンを搭載)と、途中からセルシオに搭載されていた1UZ-FE型V8・4.0L DOHCエンジンを搭載する4WDモデル「4.0Z i-Four」が追加され3グレードになった。 1992年10月 4WDモデル「4.0Z i-Four」とラグュジュアリー志向のNAモデル「3.0Q-L」を新ラインアップする。 1993年より北米でもレクサスブランドから日本仕様の「3.0Q」をレクサス「GS300」として販売開始。 1993年8月に塗装に改良を加え、塗膜内部の結合力を強め化学安定性を向上させた。 1994年8月にマイナーチェンジを行い、フロントグリル、リアバンパー、リアコンビネーションランプ等を変更。グレードは、3Lツインターボ搭載の「3.0V」、3L「3.0Q」、4WDモデルは「4.0Z i-Four」の計3タイプ。それに3.0Vは装備をシンプルにした「Sパッケージ」、3.0Qには高級装備をセットにした「Lパッケージ」が選べる。 1995年8月に安全装備の充実を図り、ABS、運転席助手席デュアルエアバッグ、プリテンショナー付きシートベルトを全車標準とした。また、スポーティ装備を施した特別仕様車「3.0Qリミテッド」も同時発売。 1996年7月にも改良を行い、エンジンのVVT-i化やヘッドランプ、ウインカー、フロントグリルのデザイン変更を行い、内装は木目調パネル部分を拡大している。チャイルドシート固定機構付きリアシートベルトも全車標準とした。3.0V、3.0Qに特別仕様車リミテッドモデルも同時発売。 1997年7月に生産終了。在庫対応分のみの販売となる。 1997年8月に2代目と入れ替わる形で販売終了。 販売終了前月までの新車登録台数の累計は6万9010台
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