元社員による提訴 青林堂事件とは? わかりやすく解説

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元社員による提訴 青林堂事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 15:33 UTC 版)

青林堂」の記事における「元社員による提訴 青林堂事件」の解説

男性社員へのパワハラ行為東京管理職ユニオン脱退強要労働契約書一方的な調印他社員との隔離待遇嫌がらせがあったとして、東京都労働委員会によって不当労働行為だとして訴えられており、2017年2月には社員会社相手取り損害賠償求め訴訟東京地裁提起している。東京都労働委員会2017年3月28日青林堂対し社員組合活動対す介入をしない、文書掲示命令書を出した。これは社員主張全て救済された事を意味する。 元男性社員2017年末日青林堂退社労働委員会及びユニオンとの訴訟2019年現在まだ終わっていない。 社長蟹江幹彦従業員対し12月3日会社内において従業員らが同席する中、「全ての元凶ユニオンなわけよ。君がユニオン辞めれば、普通にみんな付き合う。」、「まあ、こういうと言うと支配介入って言われるけどな。」、「何でも言うよ。君が嫌いじゃなくてユニオン嫌いなんだから。」などの発言行った労働委員会での話し合い蟹江はこの発言精神衰弱状態の物であり責任能力がないと主張、しかし医師診断書には記述がなく労働委員会一連の発言支配介入であると判断した原告側弁護士佐々木亮は「青林堂は、これは左翼陰謀であるなどと言っているようであるが、最初に言っておきたいことは『パワハラ右翼左翼関係ないということである」「もちろん、青林堂からみた『左翼団体』においてもパワハラ存在する。私はその場でも、特に躊躇することなく被害者となった労働者の権利擁護をしたいと考えているし、実際にしてきた実績がある」「なお、対話者無断録音することが違法あるかのような誤解があるが、そんなことはない職場におけるトラブルがある場合に、証拠保全の意味録音することは問題ない。むしろ、労働者取りうる唯一の証拠収集における対抗手段といって過言ではない」「青林堂社長主張内容が、事実反していたり、社員所属労組の名誉を傷つけたりしている場合は、別のところで反論させていただくし、裁判における請求拡張利用させていただくこともある」「青林堂事件は、ハラスメント陰湿さと、それを支え証拠多くあることでたくさんの注目集めた。しかし、俯瞰的見れば、これはわが国はびこるパワハラ事件一つに過ぎないのである。もっとも、一つに過ぎないとしても、これだけ注目集まった事件である。青林堂には、パワハラ行ったことについて、しっかり責任取っていただきたい」と反論している。 2019年7月東京地裁青林堂男性謝罪するという形で和解成立した。しかし、会社ホームページ上には「素行不良半年勤務契約社員」「(ユニオン街宣では)何故かハングル語飛び交い」など男性男性所属する労働組合中傷するような内容いずれも裁判では否定されている)が継続して掲載されていることから、男性8月6日会見開き「やっと終われるかなと思ったのに残念です」と述べ法的措置検討するとしている。また東京管理職ユニオン青林堂2016年出版した書籍中小企業ユニオン潰される日』について男性組合中傷する内容掲載したとして名誉毀損訴訟起こしており、男性ユニオン側は「和解したのに反省の色がない」と憤りあらわにしている。なお、青林堂蟹江幹彦はこの裁判について書籍表現の自由に関する件での裁判」と説明している。

※この「元社員による提訴 青林堂事件」の解説は、「青林堂」の解説の一部です。
「元社員による提訴 青林堂事件」を含む「青林堂」の記事については、「青林堂」の概要を参照ください。

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